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恋愛観。あるいはお花畑デート

この年代になって「彼氏」がいないのは意外なことなのか「なんで彼氏作らないの?」ってよく言われる。

その点へのアンチなんだよね。別に恋人を必要としていないのに、いないのが意外でおかしいことだとされる。いないって答えた時のえ〜〜〜〜!!!!っていう声が、苦しい。
いそうなのに〜〜って言われるうちが花なのはわからなくもないけど、可愛くていい子なら彼氏がいなきゃいけないみたいな価値観が、嫌い。

中高時代はさ、純粋な好きって気持ちで付き合えたんだけど、大学生の恋愛ってそうはいかないじゃん、なら恋愛したくないになるんだよね。高校時代のあのまっすぐな愛、も一回やりたい。

まあというか、若干アセクというかノンセク気味なんだよね多分。そう言う目で見られるのがキモいってなって逃げちゃう。けど恋人拒んだら気まずくなって結局なんだかんだあって別れるから笑。好きだった友達すら失って辛すぎた。ならもう誰とも付き合わないよ、みたいな。

興味を持たれることは、嫌いじゃない。知ろうって思ってくれる人、好き。
私のこと対して知らないくせして、恋愛に持っていこうとするような、中途半端さは嫌い。何も知らないでしょって思っちゃう。こんなこと言ってたら一生恋愛できなさそう。笑

理想としては、人間力刺しして、人間性を好きになってほしい。好き人間に。
女性性を好かれるのは簡単だけど、人間性で好かれて、たった1人になるのってすごく難しいよね。

好きだった人たちみんな客観的にみてイケメンって言われるし、頭のいい人しかいないから、理想高いとか言われるのかもだけど。所属コミュニティ自体が高学歴だし、私って自分が大して可愛くもないくせになんだかんだ言って面食いなのでね。

まあちょろいからすぐ人のこと好きになるし、基本的にフッ軽だから、おもしれえ人間だって思ったらとりあえずいっぱい話してみたくなって異性だとか関係なくご飯とか全然行く。

でも、ある程度まで関係を詰められちゃって、あ、これ、付き合うルート乗っちゃった?ってなると途端に無理になって、縁を切っちゃう。逃げちゃう。
ハイスペだったのに勿体無いとかよく言われる、余計なお世話だよ笑
てゆうか、3回デートしたら付き合うみたいに言われてるのもわけわかんない、異性とは2回までしかご飯行けないんですかって感じ。付き合うか、もうサシでご飯行けないかの2択、悲しい。男友達ってなんですか。

男女の友情、成立すると思ってる派だけれども、相手がどう思っているのかわかんないよなとは常々思う。女としての好きがなかったら男の子って、自分と仲良くする意味そこまでなくない??とも思うこともある、特に出会いたての人とか、わんちゃん狙ってんのかなみたいな。それはそれで自惚か。

男友達は数はそんなにいないけど、それなりに仲良しな子はいるし、全然サシ飲みとか繰り返す純粋なお友達もいる。恋愛感情がこっちに向いてくることがないから、大好き。多分圧倒的に私のことタイプじゃないんだと思う笑
ありがたい限り。


理想論ばっかりだけど、肉体関係なしの、精神的なつながりだけを持って恋人ごっこできるならそれがいいよね。イケメンにときめきたいし優しくされたいので。
なんて言うんだろう。セフレの逆バージョンみたいな。恋人関係から肉体関係を全部なしにした、心だけの関係。


私が好きになるのは、尊敬できる人。自分の知らないことを教えてくれる人に惹かれる。こーゆー人嫌いっていう人も多いけど、the理系!見たいな自分の好きな分野について永遠に語れるタイプ、結構好き。昔好きだった人が星のオタクで、ちょっとだけ私も詳しくなった、エロいね。

あとは言葉が好きな人が好きなんだと思う。自分の考えを言語化しようとしている人って魅力的だよ。抱きついたりキスしたり、行動で表現とかよくいうけどそういうの受け入れられないタイプだからこそ、言葉が上手な人に惹かれる。簡単じゃない方もってして愛を伝えられたのなら好きだなってなるな。

まあ恋愛という言葉に性愛が内包されるのだとしたら、私が持ってるのは恋愛感情として認められなくなっちゃう訳だけど、人として大好き、を恋愛の定義とするならの話。


みんなに合わせて「彼氏ほしー」とか言ってる自分と、こうやって書いてる自分が共存しててもう何が本心なのかわかんないね。「恋愛しているような可愛い子に憧れている」っていうのが本心かな。社会的に恋人がいるっていうのがステータスとなるような風潮があるなかで、そうじゃないってことへの反抗というか。恋人がいないのかわいそうって思われたくないだけかも。できないんじゃなくて作らないんだって思われるような、素敵でハイスペックで可愛くてシゴデキな女の子になっちゃおうかしら。


「お花畑でデートしたい」っていうこのフレーズに私の恋愛観詰まってるんだよ。肉体的なつながりも、金銭的な依存も、いらない。何もないお花畑で、その人と向き合って話がしたいっていうこと。開けた土地、キラキラの太陽に照らされた場所で、ただただお話がしたい。言葉だけで、その人を知りたい。そういうこと。

これって恋愛なのか???

恋愛ってなに??

もはやわかんなくなっちゃったね。

難しいね。

しばらくは、ほっといてよね。



「好き人間」って言葉について語っています。

これは最近出会ったどタイプの男のお話。



じゃあね。

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