橋本ミチヒロ

フリーランス|映像&デジタルコンテンツ ディレクター| 自身のためのメモとして…

橋本ミチヒロ

フリーランス|映像&デジタルコンテンツ ディレクター| 自身のためのメモとして、また少しだけ誰かの役にも立てば◎

最近の記事

発信するって大変だ。

今年フリーランスになって、初めたnote。 1ヶ月経った今、発信する・発信し続けるってこんなに大変なのかと実感しています。 noteに限らず、これまで、数えきれないほどの記事やコンテンツや動画を視聴し、消費してきました。 ところが、10記事も書かぬうちから、もう脳が悲鳴を上げている。 正直、自由な時間もできたのだから結構簡単に続けられると思っていたのだが・・・そんな心のメモを残します。 仕事における与件と制約仕事には、たいてい与件(例えばお客さまの要望)と制約(納期、

    • 映像制作は時間を操ること

      タイトルで言いたいことをもう少し丁寧に書くと、 映像制作の醍醐味は、情報が持つ基本の時間を自在に操ること だと思っています。 例えば、映画であれば 「家族愛って素敵だよね。」 という5秒で言える言葉を2時間かけて表現する。 アトラクションの映像では、移動で片道1日掛かるような秘境へと 数秒でワープさせる。 説明映像なら、解説書などに図とテキストを使って、人によって10分とか20分とかばらつきが発生する解説内容を、アニメーションを用いて5分でわかりやすく伝える。 必

      • 企画の教科書。

        「企画」という仕事・業務は、プランナーのような専門家でなくとも、関わる機会は、少なく無いのではないでしょうか。 私は、映像やデジタルコンテンツの制作をしていますが、初期段階の提案=「企画」に関わる機会は多く、制作の仕事をはじめた新人の頃から「企画」が出来る人って、凄くカッコいいなぁと思っていた時期があります。 しかし、いきなり実践でいきなり「企画」と関わり始めた私は、右も左もわからず、困っていました。 その時、最初に出会った「企画」に関する書籍が タイトルにもある 企画

        • 嫌なやつになる。

          今日は書籍のお話しです。 今まで読んだ書籍の中で、タイトル的に似たような印象を持つ書籍を、最近読み返してみたのでまとめます。 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え苦悩する青年と哲人の問答という形式によって、アドラー心理学の考え方が説かれていく本、凝り固まった考えを解いていくには対話形式というのは読みやすいなと感じた一冊。 「全ての悩みは人間関係」 「他社の課題を切り捨てよ」 など、個人的には7つの習慣とかにも通ずる考えがあるなと感じました。 悪いやつほど出

        発信するって大変だ。

          映像編集は文法と同じ

          はじめて映像編集をしたとき、困ったことがあります。 それは、映像の順番をどう決めたら良いかということです。 そんな時に、自分が頼った方法は「言葉にしてみる」ことです。 映像編集は文法と同じ。 ということで、初歩の映像編集に使える考え方をメモとして残したいと思います。 引きが先か、寄りが先か。例えば、室内の広いカットと、卓上の書籍にクローズアップした寄りのカット、2つのカットがあったとします。 その時に、先に広いカットを使うのか、寄りのカットを使うのか。 どちらも正解

          映像編集は文法と同じ

          映像制作のための「おすすめ書籍」

          今日は、私が映像ディレクターとして活動している中で、読んでおいて良かったと思える映像制作に役立った書籍をいくつかご紹介したいと思います。 (あくまで個人の感想ですのであしからず) 映像の原則富野由悠季さんが書いた映像演出の教本書です。映像一般に関する原則を取り扱っており、映像の原則を理解する上で最適の一冊だと思います。 映画表現の教科書そのショットを必要とする理由。に答えられるようになる一冊(のはず) セリフ、ナレーションに頼らない映画的テクニックの教科書です。 Fil

          映像制作のための「おすすめ書籍」

          クリエイターEXPO 2022に出展した話。(後編)

          フリーランスになった今年、クリエイターEXPOに出展しました。 後編では、出展の経緯や感想などをまとめたいと思います。 (前編はこちら。) クリエイターEXPO 出展の経緯出展を申し込んだのは1月頃(開催は6月末)フリーランスとして会社を飛び出したものの、仕事が安定してあるか不安だったため、出展を決めました。 クリエイターEXPOについては、初期の頃からお客さん側として参加し、出展者に仕事依頼をした経験もあったので、その逆をするには・・・と考えて臨みました。 準備につい

          クリエイターEXPO 2022に出展した話。(後編)

          クリエイターEXPO 2022に出展した話。(前編)

          フリーランスになった今年、クリエイターEXPOに出展しました。 出展を検討している方のために、いくつか情報を残したいと思います。 出展料(2022年の場合)第11回クリエイターEXPO 出展ブース 通常 1小間 映像・アニメーションゾーン 165,000円 (税込) でした。年々高くなっているようです… 契約は1月にクレジットカード払い。 展示会は6月でしたが、その月に引き落とされてました。 領収書は開催後にメールで事務局に請求するとすぐ発行していただけました。(事前で

          クリエイターEXPO 2022に出展した話。(前編)

          フリーランスになって良かったこと、悪かったこと。

          フリーランス歴半年足らずですが、良かったこと悪かったことを、 実体験に基づいて並べます。 良かったこと 会社に毎日行かなくて良い 満員電車に乗らなくて良い 勤務時間は自分次第 平日も自己判断で休日に 子どもの発熱に怯えない 仕事の合間に家事ができる 家に居る時間が長くなり、家族との時間が増える 新しい仕事が来ることに対するモチベーションが上がる 悪かったこと 収入が不安定 健康保険、国民年金、住民税の支払いも自分で スケジュールの延期=入金の延期

          フリーランスになって良かったこと、悪かったこと。

          会社を辞めてフリーランスになった話。

          2022年の4月に、18年勤めた制作会社を退職しフリーランスになりました。その際の退職について少し書こうと思います。 辞めた1番の理由は、コロナ禍でのテレワークを経験してしまったことです。 『これ、会社に毎日行く必要ある?』と。 そして、もし会社を辞めてフリーになったら・・・とシミュレーションした結果、メリットの方が多そうなので決断してしまいました。 私は転職経験も無く、コロナ前は独立なんて考えたこともありませんでした。 多分、コロナが無かったら今も社員として普通に

          会社を辞めてフリーランスになった話。