身体管理学協会ニュース(12月16日発行)

◉新着情報
【11月~12月開催 身体管理指導士®︎養成講座】

11月9日より第七期養成講座がスタートし、12月16日現在、受講生の皆様はオンライン講座での学習に取り組んでいます。

オンライン講座は約6週間で6講座が配信されます。

この期間はとにかく講座を視聴し、ご自身のこれまでのご経験などと併せて学びを拡げていただきます。

これまでに知っていたことや分かっていたこともあり、また知らなかったことや整理できていなかったことなどもあり、学びが拡がったり深まったりすことを経験でき、面白いところでもあります。

私も様々な学びを経験する中で
「大変だな~・・・」
「自分に出来るのかな~・・」
「やり切れるかな・・」
と感じたことも多々あります。

全てを完璧に知り得ることは出来ないかもしれませんが、これまでの知り得てきたことに新しい学びを加えることは、自分の可能性を拡げていくことにつながると信じています。

◉神谷教授の内科系身体管理の視点
【第16回:「情報を伝える」】

こんにちは、理事の神谷です。

このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。

私が住む東京も寒くなってきました。感想もしてきましたし、喉からの風邪をひきやすくなる季節です。

皆様、身体管理に抜かりなく取り組んでいきましょう!

ということで今回は恒常性に関する続編で、情報の伝達についてです。

これまでの過去2回、身体の内外に起こる変化に上手に対応する身体というお話をしてきました。

今日もまだ少し続きをお伝えしたいと思います。

身体ではその内外で何かが起こった時に、それが起こったことを知らせたり、その起こったことに対してどうするかを伝えたり、というような情報のやり取りが行われています。

例えば病原体が体の中に侵入して来たら免疫が働き、病原体をやっつけるように働きます。

入ってきたことが分かり、それが身体の各部署に伝わり、それぞれの部署が力を発揮する。

何だか仕事にも似ていますね(笑)

情報が伝わらなければ、それぞれの組織や部署は機能しにくいのは容易に想像が付きます。

人間社会であれば、伝わる言葉と伝える手段(会話、メール、チャット、LINEなどなど)があり、体内では例えばサイトカインとかホルモン、神経伝達物質などがそれに当たります。

それぞれには「何を伝えるか」という役割があり、内外の変化に対して働くように出来ています。

これが働かなくなるということは、コミュニケーションがうまくいかなくなることでもあり、本来必要な反応が起こらなかったりして、トラブルになります。

身体でも社会でも、トラブル(病気・けが)を防止するためにはコミュニケーションが大事。

つまりは必要な情報が必要な分伝わることです。

この働きが低下しないようにするためにも、適度な食事や睡眠、運動を偏りなく行い、情報伝達が過不足なく行われるように調子を常に整えること(身体管理)が必要ですね。


◉養成講座のご紹介
【スポーツテーピング実技(実技講座・東京都内)】

各部位における関節の構造を学び、それに有効なテーピング法を学ぶことで、運動器の負担を軽減させるための方法を学べます。

スポーツテーピングの基礎基本である固定法、伸縮テープを用いた制限法や動きを作る法などをお伝えします。(※別途、テーピングの実費用が発生します。)


【講座内容】

テーピングの歴史

テーピングの基礎理論

肘伸展制限のテーピング法

肘外反制限のテーピング法

膝外反制限のテーピング法

膝前十字靭帯のテーピング法

足関節のテーピング法

キネシオ系テープの基礎理論

キネシオ系テーピング実技


◎編集後記

今年も最後の投稿になりました。

あっという間の2022年でした。

山あり谷ありの毎日で、皆様に刺激をたくさんいただいた2022年。

講座を通じて出会うことが出来た皆さまとのご縁は、今後も大事にしていきたいと思います。

関係性のある皆様とのつながりの中で、それぞれの人生が少しでもより良いものになるように。

そんなことに微力ながら貢献していけたらと思います。

皆様、今年一年大変お世話になりまして、まことにありがとうございました。


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