身体管理学協会ニュース【2024年4月1日発行】

◉今週のごあいさつ

本noteをご覧くださりありがとうございます。

今回は以下の内容でお届けいたします。

・身体管理指導士®養成講座について

・内科系身体管理の視点

・編集後記

◉身体管理指導士®養成講座

今年1月からスタートした講座は3月末で認定試験まで終了しました。

ご受講の皆様、大変お疲れ様でした。

今回の学びが皆様の毎日、ひいては担当するお客様の毎日により良い貢献につながることを願っております。

オンラインを活用した学びは、スケジュールの自己管理が大切になります。


◉内科系身体管理の視点
【第47回:「心臓の構造」】

こんにちは、神谷です。

このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。

今回は心臓の構造を少し見て見ましょう。

心臓は私たちの体の中で、生命を維持するために重要な役割を担っています。

全身に新鮮な酸素と栄養を含んだ血液を運ぶためのポンプとして働いています。

また酸素と栄養を運び終えた血液を循環させ、再び新鮮な酸素を含ませるために役立っています。

この小さな筋肉の塊は、酸素と栄養素を含んだ血液を全身に送り出し、使用済みの血液を再び心臓に戻すことで、体の各細胞が正常に機能するための環境を維持します。

・心臓の部屋:心臓は4つの部屋から成り立っており、それぞれ2つの心房と2つの心室と呼ばれます。心房は血液を受け取り、心室は血液を全身に送り出す役割を担います。右心房は全身から戻ってきた酸素が少ない血液を受け取り、右心室へ送ります。右心室からは、この血液が肺へ送られ、酸素と二酸化炭素の交換が行われます。酸素を豊富に含んだ血液は左心房へ戻り、左心室へ送られます。左心室からは、この血液が大動脈を通じて全身に送り出されます。

・心臓の弁:心臓には4つの弁があり、血液が一方向にしか流れないように制御します。これらの弁は、三尖弁、肺動脈弁、僧帽弁、大動脈弁と呼ばれ、それぞれが特定のタイミングで開閉し、効率的な血液の流れを確保します。

・心臓の筋肉、細胞:心臓の筋肉は、他の筋肉とは異なり、疲れることなく絶えず動き続けることができます。
これは心筋と呼ばれ、心臓にある特殊な筋肉です。また、特殊な細胞が電気的な信号を生成し、心臓が一定のリズムで動くことをコントロールしています。

心臓の健康を維持するためには、バランスの取れた食事、定期的な運動、ストレス管理が重要です。心身が元気でいるためには心臓の健康を保つことは欠かせません。

トレーナーの皆様が、これらの要素をお客様の日常生活に取り入れ習慣化することに役立つ指導を行うことが出来れば、その方の心臓の健康をサポートすることが可能になります。

是非、日々の指導の基礎として役立てていただけたらと思います。

◉編集後記

4月1日は読者の皆様にとって、年度の節目の一日でしたでしょうか。

テレビや新聞などでは、入職式が執り行われている様子が出ていましたね。

他の日と同じ、一年の中の一日と言う見方もあると思います。

他の日同様、その日その一日をどのように位置づけるか。

そのことによって一日の捉え方、在り方が変わる気がします。

そんな一日に合わせるかのように桜も咲き始めました。

桜を楽しむ心身の余裕を持てる日々を過ごしたいものですね。

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