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【読書感想文】 私がオバさんになったよ


ここ最近はまとめて本を読む時間がなかなか取れず、食事後のちょっとした時間やスキマ時間に読み進め、やっと読了できた本。

私の大好きなコラムニスト、ジェーンスーさんのこの本です。


ジェーンスーさんご指名で8名の方との対談を通し、年齢を重ね感じる事や今の時代の現状、今後の未来のあり方なんかをゆるく、強く話している本です。


対談のお相手もとてもユニークな人選で、光浦靖子さんやラッパーの宇多丸さん、エッセイストの酒井順子さんなど、ジェーンスーさんとの間で生まれるトピックがそれぞれすごくエッジ立ってました。


内容自体は対談形式でスラスラと進んでいくので読みやすいのだけど、随所に名言というか、深い言葉が散りばめられていて、スラスラ読み進めちゃうのはもったいないくらい。正直1回読んだだけじゃまだ消化できてない部分もありそうだから、ストックしておいてもう一度読もうと思っています。



特に刺さったトピックとしては、脳科学者の中野信子さんとの対談内容。

お二人は距離感の心地よい友人だそうで、普段からLINEなどでのやり取りも多いそう。でも、お互いのコンフォートゾーンは大切にしていて、心地よい距離感がお互い似ているのだとか。なるほど、大人になると女友達との付き合いも、こんな風に変わっていくのねと嬉しくなった。


それにトピックとしている事もまさに自分も考えていた事ばかりで、箇条書きになってしまうけれど

・自分はなぜ集団に染まれないのか
・自分の頭で考えないといけない時代
・人間は役に立つ事のために生きているのではない
・意思決定する事を気持ちよく思うかどうか などなど、、、

このあたりは、本当に会話といえどマーカー引きたいくらい名言が多かった。



ジェーンスーさんの本が好きなのは、きっと普段もやもや考えている事をズバッと言語化してくれる爽快感があるからだなぁと改めて思えた本だった。






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