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海外就職の道を選んだ、私の変わった就活方法


新卒から海外で仕事をしていると言うと、一体どんな風に就活をしたの?
と聞かれる事が多々あります。


一般的な就活というと、採用エージェントにいくつか登録し、そこから企業を選び説明会に参加。
そこから興味のある企業へエントリーを進め、選考を進めていくといった所でしょうか。(本当に曖昧ですが。。)


上記のような基本的な就活の流れがある中でも、個人的には人の数だけ色んな就活の方法があっても良いなと思っています。
特に今はオンライン文化が急速に根付いたので、色んな方法を試すチャンスでもあるなと思います。

なので今日は私の事例を段階ごとにお伝えして、こんな就活の方法もありますよというのをシェア出来たらと思います。



①自分の価値観に沿ってキーワードを選択

私の場合、数社で長期インターンをしていたり、ペンを握りじっくり考え事をするのが好きだったので、仕事において自分が何を重要としているのかは何となく早い段階からイメージが出来ました。

そのなんとなくのイメージから、ハッシュタグに出来るようなキーワードを2~3つほど決めておくと、膨大な企業の中からでも、自分と親和性のある企業を見つけやすくなると思います。
(私の場合は「海外」と「営業」でした。)

これが見つけづらいという方は、「これが良い!」という希望よりも「これは絶対に嫌!」という事にフォーカスして考えてみるのも良いかも。
「転勤があるのは嫌!絶対に都内で働きたい」とか、「大企業は嫌!少数精鋭で働きたい」などなど。。




②周りの大人の方に面談をお願いする

就活をするにあたってキーワードも決まり、いよいよ就活開始!

そこで、私の偏った情報だけで突き進むのはあまりにも危険だと思ったので、情報・知見はあればあるほど良いと考え
「新卒の方向けに面談実施しています」という方や、採用担当の方には積極的にお会いさせて頂きました。

先に書いた通り「営業」と「海外」というキーワードをテーマに、私が今後していきたい事の掘り下げや、具体的な企業のご紹介を受けました。

情報が偏ったり、一人のみのアドバイスに傾倒しないよう、この時期はとにかく色んな方に会う事にフォーカスしました。
「就活生」という武器を使って、色んな社会人の価値観に触れられたのも、今となっては貴重な機会だったなぁと思います。




③「こういう事がしたい」と周りに発信

社会人の方々にお会いしながらも、同じく就活をしている同志には
「自分はこんな感じの会社が良いと思ってるの!」という事はよく発信していました。

そうすると、次第に「この前こういう企業を知ったんだけど、なんとなく当てはまりそうだよ」などのアドバイスを貰えるように。

特に情報を集めるサイトなどは、就活生である仲間から聞くことが多かったかな。




④基本的にホームページから直接問い合わせ

私の場合、採用エージェントに登録→エントリー→選考という段階は
一度も踏まずに就活をしました。

ズボラなので直感的になんか使い辛いなと思っちゃったり、数ある企業をたくさん見ているうちに、企業ごとの特色が見えづらくなってしまったり。。

なので別の就活方法を試みましたが、その1つとして、自ら自分のキーワードに当てはまる企業を探し、気になる企業があればホームページから直接コンタクトを取る方法を使いました。

今思うと、返信率はとても高かったです。新卒採用をしていない場合にも、ご丁寧に返信くださる企業が大半でした。
(ビジネスメールを教えてくださったインターン先の企業には、すごく感謝しました!)

さらにどんな風に興味のある企業を見つけたかというと、私は起業家をインタビューしているサイトをよく利用しました。
代表の方の思想や企業理念が良く分かるし、一緒に働く人を重要としていた私にはとてもフィットした方法でした。




⑤身近の大切な人ほど事後報告

こんな方法で色んな方とお会いし、面接をして、晴れて4月には素敵な会社とご縁があり、就職先を決める事が出来ました。

選んだ企業はタイにある人材紹介会社。
海外で働きたいと思っている日本人のサポート、そして優秀な日本人や外国人を採用したいと考えている企業のサポートをする営業としての入社が決まりました。


無事に就活が終わったこの時点で、両親には初めて就職先を伝えました。
海外で働きたい!という事だけはふわっと伝えていたので、はじめは驚いていたものの最終的には応援をしてくれました。

親の心子知らずにも程があるけれど、事後報告にしたのも自分なりに理由がありました。

両親のことは大好きだけど、私へのアドバイスはあくまで両親という立場からのものだと理解していたからです。
これまで大切に育ててきてくれたので、心配や批判をされる事は容易に想像出来ました。それに両親の時代の就活と今とでは全く時代が違うし、私が希望している事も、両親のキャリアとは違うものだったから。

ただ、自分で決めたことは応援してくれるという自信もあったので、就活期間中の私の頑張りを見て、「ちゃんと選び抜いて決めた道なのだな」と、認めてくれました。

大切な人ほど、心配ゆえに冒険的な事や未知のものを避けさせようと意見をします。それも有難いのだけど、このタイミングでのそれは、あまりよく作用しないのではないかと思います。

あくまで「自分で決める事」を第一にして下さいね。





番外編:この方法で選んだ企業に勤めている現在の話


就活終了から2年が経った今でも、とても自分らしい企業を選べたなと
心から思います!

そしてそんな企業で貢献・邁進させてもらえている今がとても幸せです。

思い悩む日々もありますが(正直そんな日々の方が多いです笑)
総じてみればすごく充実しています。


就職活動というのはスタート地点に立つためのもので、実はスタート地点に立ってからの方が重要だったりする。
さらに言えば、もしスタートの場所にエラーがあったとしても、やり直しはききます。
だから、1つの企業を選び抜くプロセスでは、色んな事を試してみて下さい。そしてそんな時、こんな方法もあったなぁと、少しでも参考になれば嬉しいです。


全ての就活生に幸あれ!






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