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病休〜職場復帰までに100記事書いてみる#97日目 ~今でも鮮明なあの瞬間~
いよいよ、今年度も終わりに近づいてきましたね。私は、いまだ回復の見込みは見えず苦しんでいますが、みなさんは今年度いかがだったでしょうか?
いま新聞を読んでいて、投書欄に大学の合格発表の喜びの思い出について書いてあるのを見つけました。
私は大学の合格発表についてはあまり思い出というか、覚えていることが少ないのですが、教員採用試験の合格については昨日のことのように覚えています。
思えば、
「教師になりたい」
と思ってから、かなり険しい道を乗り越えての合格でした。
当時在籍している大学は教職課程がなく、教員免許を取得できませんでした。そんな中、たまたまですが、バイトやボランティアの同期はみな教職志望で順調に大学生活のその先を意識した毎日。
そん姿を見て、羨ましくて、よく考えて大学を選ばなかった自分を呪い、軽蔑し、そんな大学生活でテキトーに日々を過ごしていました。そんなとき、ゼミの先生から、ゼミの先輩が教師を目指して編入したことを聞きました。その先生からも「編入試験はリスクなんてないんだから受けてみたらいい」と言われて、見事編入。そして、そこからの教員採用試験でした。
当時のバイト、ボランティアの同期は担任として活躍してるのを聞いている中での採用試験。試験という試験をまともに受けてこなかった自分が受かるのかと不安になりながらの採用試験。実技試験にむけて、たくさんの先生からの協力や助言もいただきました。
そうして掴んだ合格だったので、合格発表のHPをあける瞬間までの全て鮮明に覚えています。
さて、そんなにまで手にしたかった教師。担任。
しかし、今はそれができない。そして、自分から手放そうとしている自分がいます。
辞めたくない。でも、辞めないといけないかな。
でも、あと一回は…。
いろんな気持ちを毎日ぐるぐる、ぐるぐる考えながら過ごしています。
もう1ヶ月をきった来年度。
そして、それ以降。
果たして、私は教壇に戻るのか、戻れるのか。
どっちを選んでも茨の道です。
3年くらい時を戻したいな…。そんな気持ちで過ごしています。
大学院もおもしろそう。しかし、やっぱりまた担任はしたい。そして、いまの精神状態では担任は務まるのか。
そんな相反する気持ちを抱えながら、1日、1日を過ごしてます。
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