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傾聴以前に相手の話を最後まで聞く(本質を伝える#50)

日本語は特に最後まで話を聞かないと
相手が何を伝えたいのか分からない

最後まで聞かないで話すという事は
自分の想像で回答しているという事

それは最早コミュニケーションとは言わない
勝手に言い放っているだけ

話を最後まで聞くだけでコミュニケーションが良くなる

しんさんの本質を伝える解説

そもそも話を最後まで聞きましょうという話です。
傾聴という「聴く」という能力よりも簡単に「意識する」だけで出来ます。
「相手が話しきるまで話さない」と決意をして、そのまま実行するだけです。

これだけでコミュニケーションが大分変わります。

効果は大きく2つ

① 相手の言いたい事を正確に聞く事が出来る事
② 相手が「聞いてもらっている」、「認められている」と感じる事

です。

① 相手の言いたい事を正確に聞く事が出来る事

よくあるのが、相手が話している途中で、こちらの言いたい事を話すパターンです。

その時に何が起きているかというと、相手の話を聞きながら、その先に相手が言いたい事を想像して、その想像をベースに自分の言いたい事を言い始めるという事をします。

この時点で最早コミュニケーションが半ば崩壊しています。
なぜなら、自分の意見は、自分の想像に対して発言している為です。
相手が本当にそう思っているのか、最後まで聞いてみないと分かりません。

なので、とにかく自分の想像で話を進めないで最後まで聞く事が大事です。

② 相手が「聞いてもらっている」、「認められている」と感じる事

そして、「最後まで話を聞く」=「相手の話を遮らない」という事は相手は「ちゃんと聞いてくれている」と感じます。そしてその結果「私の言っている事は否定されていない(=認められている)」と感じます。

この相手の気持ちがとても重要です。相手がこの気持ちになると、相手は自分に対して寄り添ってコミュニケーションをするようになります。そうなれば、難しい課題だとしてもお互いが協力的になり、友好的に解決する可能性も高くなります。

ちなみに認めてあげようという意識は不要です。唯だ単に「最後まで聞く」という意思だけです。

唯だ唯だ「最後まで聞く」と意識するだけで、コミュニケーションが抜群に良くなります。

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