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洗脳だらけの中に生きている事を自覚する(本質を伝える#65)

外を歩いてもスマホ、TVを見ても
無意識に視覚を通して脳に届き洗脳されている
ニュース然り、広告然り

洗脳されていると自覚していれば洗脳されない
自覚するという事は単なる情報として受け止める事

自覚しないと無思考に受け入れ洗脳される
その情報を受け入れるかどうかは自分で判断する

~しんさんの本質を伝える解説~

■メラビアンの法則

自分の印象が相手に対して何が大きく影響を与えるかという点で有名なメラビアンの法則

メラビアンによると

視覚情報 : 55%
聴覚情報 : 38%
言語情報 : 7%

の割合で相手に与える影響が決定すると提唱されています。簡単に言えば「見た目の印象の影響が大きい」という事です。

目を開いて相手を見ている以上、相手の顔・姿は強制的に脳に入ってきます。それが半分以上、自分自身に影響を与えています。

■視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚

これらの感覚はどのような順番で使われているでしょうか。

まず「味覚」に関しては何か物を食べている時に限定されるので、特定の状態では影響力がありますが、普段はあまり影響のない感覚です。

次に「嗅覚」ですが、何かの匂いが自分に鼻に到達した時に初めて感覚を得る事が出来ます。日常の中では特別な状況にならない限り匂いで何か影響を受けるという事はあまりありません。

次に「触覚」については、自分自身に何かが触れる事によって、自分自身に影響を及ぼします。裏を返せば物理的に触れない限り自分に影響を与えません。また「嗅覚」と似たような部分もあります。例えば外に出た時、風が吹いているとか、日差しが強いとか、寒いとかの環境からの影響は受ける事になります。匂いに比べて、感度の高い情報とはなります。

次に「聴覚」です。「音」に関しては、日常で色々なところから発信されています。自然界の音では無く、誰かの話す声、TVの音、騒音等々。上記3つに比べて聴覚からの影響は高いという事が分かるかと思います

最後に「視覚」です。視覚はもっと影響を受けやすい情報です。目を開けば様々な情報が入ってきて、それにより自分自身は何をすべきか判断する事が日常です。

■外から入ってくる情報

では、情報の種類で行くとどうでしょうか。特に企業はプロモーションの為に様々な情報を発信しています。ただ見回してみるとそらの情報は、大きく2つの感覚に訴えかけています。視覚に訴えかける情報聴覚に訴えかける情報です。もちろん、味で訴求する味覚に訴えかける事、匂いで訴求する嗅覚に訴えかける事、肌感覚で訴求する触覚に訴えかける事もありますが、とても限定的です。

外を歩けば分かると思います。まず至るところに店の看板があります。これも視覚に訴えかける情報です。そして至るところに広告があります。電車の中然り、バスの中然り、お店の中然り。家に帰ってテレビを付ければまた視覚に訴えかけられます。そしてスマホ関しては情報だらけです。

聴覚に関しても視覚ほどではないですが、耳に訴えかける広告、ラジオ、テレビからの情報から影響を受けます。

■常に洗脳を受けている事を自覚する

現代社会で生きている限り、視覚から入ってくる情報のほとんどは洗脳情報です。一歩外に出れば、あらゆる洗脳情報が自分に向かってやってきます。街を歩けばほとんどが洗脳情報です。そして現代社会ではPCやスマホを使って自分の欲しい情報を取りに行く事が多いですが、その欲しい情報を取り行く過程で、多くの洗脳情報に触れなければいけません。

もしこれを避けるのであれば、スマホ、テレビを手放し、自然の多い所で過ごせば良いと思いますが、そうも行かないとは思います。

そこで少なくとも「自分は洗脳される環境に身を置いているのか」としっかり認識しましょう。「自分が洗脳されている環境に身を置いている」という事を認識していれば、洗脳されません。逆に認識していないと洗脳されてしまいます。洗脳とは無意識レベルで訴求したい事を認識させる事です。

洗脳されない為にも、しっかり自分の置かれている環境を意識しましょう。

そうすれば、洗脳情報も自分にとってのリソースに変わります。自分自身がしっかり認識する事で、負の影響も機会と取られて上手く活用していきましょう。




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