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聞き上手な人が自然にやっていること「眉」

今回は、聞き上手な人が自然にやっていることの一つをお話しします。


相手の話を聞くのが上手な人は共感的な聞き方をしています。
それによって自分の気持ちをわかってもらえていると相手が感じます。

話を聞きながら、相づちをしたり、相手の言葉をくり返したり、傾聴の技術があります。
ただ、これらのような技術よりも比較的簡単にできることがあります。

そして、聞き上手な人はそれを自然にやっていることが多いです。

日常のコミュニケーションで少し意識することで共感的な聞き方ができるので、参考にしてみてください。



聞き上手な人が自然にやっていること、それは、

話を聞きながら、眉毛を動かす、ということです。

話し手の話の内容に合わせて、自分の眉毛を動かすのです。


あなたが話し手の側だったら、聞き手の表情が能面のように変わらなかったら、どう感じますか?

聞き手の感情に動きがなくて、話しているほうとしても、自分の話が伝わっていないと感じてきますよね。

表情を変えることで共感していることを伝えられます。
そして、眉毛というのは表情を良く表します。
眉毛の小さな動きでも感情が動いているという印象を与えます。

眉毛の動きは感情を雄弁に伝えます。
相手の話に合わせて眉毛を動かすだけで感情移入して共感しているように映ります。


相手の明るい話や喜びの感情に合わせて眉毛を上げますし、
悲しんでいるときや真剣に聞くときは眉毛を下げます。
相手が間を作ったら眉毛の動きを止めて、話しはじめたらまた動かします。

そのように表情を変えて共感して聞いているという印象を与えます。


極端な場合、相づちや言葉のフィードバックなどができなくても、眉毛の小さな動きだけでも共感的な聞き方ができます。

ふだん自然にできていれば良いですが、できていなければ、
少し意識して眉毛を動かして話を聞くようにしてみてはいかがでしょうか。

コロナでマスクをするようになってから、人の表情が隠れてしまうようになりましたが、目もとや眉毛でその分、表情を作ると良いと思います。


今回は聞き上手な人が自然にやっていることとして、
相手の話に合わせて眉毛を動かす、という話をしました。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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小林いさむ|公認心理師

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