【メンタルヘルス】腸を制する者がメンタルを制するという話
どうも!みなさん。 臨床心理士・公認心理師のはしくれのおくけんです!
今回は、腸がメンタルに与える影響についてお話をしていきます!!
以前の記事でセロトニンがメンタルヘルスに大事だという話をしました。
https://note.com/shinrishi_okuken/n/n08e744cba772
セロトニンとは、気分を安定させるための大事な神経伝達物質です。
神経伝達物質と言われると、脳だけで作られるイメージですよね?
でも、実はちがうんです(・∀・)
セロトニンは、実は脳だけでなく腸にも多く存在しており、全体の約90%以上が腸内にあります!! な、なんやて・・
つまり、僕らの腸の働きがメンタルヘルスにとても関連があるのです。
腸内のセロトニンの役割
消化の促進: 食べ物が腸を通るとき、セロトニンが腸の動きを調整し、消化を助けています。
腸と脳のコミュニケーション: 腸の状態がセロトニンを介して脳に伝わり、ストレスや不安などの精神状態に影響を与えることがあります。
腸内細菌との関係: 腸内には「腸内フローラ」と呼ばれる多くの細菌が住んでいます。これらの腸内細菌は、セロトニンの分泌に影響を与えることが知られています。
腸とセロトニンのバランス
腸内のセロトニンのバランスが崩れると、消化不良や便秘、下痢などの問題が起こりやすくなります。
また、腸内のセロトニン不足は、ストレスや不安感の増加にもつながり、うつ病や適応障害などの不調を抱える要因になることがあります。
今日の『読む処方箋』
セロトニンを腸で増やすには?
食物繊維を摂取する: 野菜、果物、全粒穀物など、食物繊維が豊富な食べ物は腸内環境を整えるために役立ちます。
プロバイオティクス: ヨーグルトや発酵食品に含まれるプロバイオティクス(善玉菌)は、腸内細菌のバランスを保ち、セロトニンの生成をサポートします。
ストレス管理: 適度な運動やリラックスする時間を持つことが、腸内の健康やセロトニンの分泌にプラスになります。
セロトニンは、腸と脳の両方に重要な役割を果たし、心と体の健康に大きく関係しています。
今回はここまで! 次回もお楽しみに😊
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