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【考察日誌】マジで気をつけたい!熱中症を予防して夏を健康に過ごす方法

こんばんは、芝本です。

8月に入り、毎日のように猛暑が続きます。
ボクは先月、仕事兼旅行で沖縄に数日間行ってましたが、体感的には大阪の方が暑い気がしますね。気候的に大阪より暑い場所から帰ってきたのに、大阪の方が暑く感じる現象。体感ある人もいるのではないのでしょうか?

これについて少し調べてみると、実は科学的・地理的に証明されているようで、大阪では気候以外の要素が気温上昇に拍車をかけているようです。詳しくは以下の記事で確認できます。こういう科学の話もなかなか面白いですね。

さて、この暑さの中、緊急事態宣言も再発されましたね。去年の夏に引き続き、今年の夏もマスク生活を余儀なくされました。そこで、気をつけたいのが熱中症です。

毎年熱中症で亡くなっている方も多く、マスク着用によりそのリスクが高まっていることも、昨年のデータよりわかっているそうです。そんな2回目のマスク着用の夏を健康に乗り切るため、熱中症の予防について調べましたので、アウトプットしていきます。

以前も「夏バテ」という近いテーマについて書きましたが、本格的な夏が来ているので、改めて書きます。

熱中症の基礎知識をおさらい

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改めて、熱中症についての基礎知識を振り返ってみます。
以前、夏バテに関する記事でも書きましたが、夏バテと熱中症の違いは、簡単に言えば症状の重さの違いです。

夏バテは、主に自律神経の乱れによって倦怠感を感じたり、体調不良になったりするレベルの症状ですが、熱中症は重症化すると命に関わりますよね。

さて、その熱中症はどういった症状が現れるのでしょうか?

<熱中症の主な症状>
熱中症の代表的な症状は以下のとおりです。以下の症状が出たら、すぐに対策をとることが大事で、特に最後の2項目(呼びかけに反応しない、自分で水分補給できない)は、重症化している危険性があるため、すぐに医療機関への受診をしましょう。

・めまいや顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん
・体のだるさや吐き気
・汗のかきかたがおかしい(異常な量の汗をかく、全く汗をかかない等)
・体温が高い、皮ふの異常
・呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
・自分で水分補給ができない

出典:熱中症ゼロへ

<熱中症を引き起こす主な原因>
これも大体聞いたことのあるお話ですが、念のため。何事も原因を知っておくことで、対策が立てやすいですよね。熱中症を生み出している原因は主に3つあります。

1、環境的な要因
これはイメージつきやすいですね。屋外・屋内関係なく、とにかく「暑い・・・!」と感じる状況化が該当します。具体的には以下のとおりです。

・気温、湿度が高い
・風が弱い、閉め切った室内
・急激な気温上昇

2、身体的な要因
これもイメージしやすいと思います。共通しているのは、「体温調節機能が弱っている人」であることです。体温調整機能とは、自律神経により無意識に体温を一定に保たせる身体機能のことを指します。夏バテも熱中症も自律神経を正常に保つことが大事ですね。

・高齢者、乳児、肥満の方
・糖尿病などの持病をもった方
・寝不足、栄養不足、二日酔いといった体調不良の人
・下痢、インフルエンザにかかっている脱水症状の人

3、行動的な要因
当然と言えば当然ですが、激しい運動していると体温が上昇します。また、長時間水分補給ができない中での作業も、体温が上昇しやすい行動です。このように「体温を上げやすくしている行動」が該当しますね。

・激しい運動や慣れない運動
・長時間の屋外作業
・長時間水分が取れない場所での作業

熱中症の対策について

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さて、症状と原因がわかったところで具体的な対策です。

1、適切な水分補給
これはもう圧倒的に大事ですね。最近のボクのnoteでも「水」についてシリーズ化してしまうぐらい、ここにおいても水分補給は重要になってきます。

予防のための水分補給のポイントは、「こまめに少しずつ」とることです。目安は『1時間おきにコップ1杯(200ml)程度』『運動時は10~20分おき』が良いとされています。
逆に、大量に一気に飲むと胃腸への負担になり、お腹を壊してしまう恐れがあるので注意しましょう。

2、体の冷却させるグッズを持つこと
水分補給以外にも、体を冷やせるグッズを携帯するのも有効です。
特に、外出時は日差しで首もとが熱くなりやすく、首には太い血管があるため、ここが熱されると頭の体温が上昇します。これによって、熱中症のリスクがかなり上がるそうです。
これを予防するためにも、首もとなど体の部位を冷却させるグッズを持ち歩くことが効果的です。
最近だと、「保冷剤を首に巻けるバンダナ」や「首にかける小さな扇風機」など、いわゆるネッククーラーのラインナップも増えてきました。

3、情報を取り入れること
熱中症に関する情報を取り入れて、知識を増やすことで、自分により効果的な熱中症対策を選択することができます。
例えば、眠たいけどどうしても眠ってはいけない状況があったします。対策としては「カフェインを摂取する」「定期的にアラームをかける」「ほっぺたを力一杯つねる」などの選択肢があります。ここで、「定期的にアラームをかける」という方法しか知識として持っていない場合、学校などの講義でこの方法とってしまうと他の人に迷惑になります。一方で「ほっぺたを力一杯つねる」という方法を知っていれば、こちらを選んでいたでしょう。
このように、選択肢を知っていることで、その場に応じた対策を行うことができます。
上記以外にも、「室内ではエアコンをつける」「血液の量を増やして体温調節機能を上げる」など、熱中症対策の方法はたくさんあります。

即実践することが大事!

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日本の最高気温は上昇傾向にあるとされています。1898年(明治31年)の統計開始以降、様々な変動を繰り返しながら上昇しています。特に、1990年代以降、高温となる年が頻出していることが、データで明らかになっています。

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(出典:https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p08.html)

こうしてみると、気温上昇による熱中症のリスクが高まっているのは明らかですよね。なので、健康管理の一環として、熱中症の対策はばっちりしておきたいところです。熱中症の対策は身の回りの環境や行動によってすぐ実践できるものばかりです。

健康管理は、食べ物や飲み物にこだわることも大事ですが、自分の身周りの環境や行動を管理下におくことが大事だということですね。

そして、健康管理は病気や体調不良になってからだと遅いです。もちろん、人によって多少の合う合わないはあるかと思いますが、即実践するからこそ一番効果が得られると思っています。

体は資本。厳しい夏かもしれませんが、一緒に乗り越えていきましょう。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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