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【考察日誌】数字で見る新型コロナウイルスは絶妙なデザインだった

こんばんは、芝本です。

今回はまさに現代社会において、注目すべきトピックである新型コロナウイルスのワクチンについて記事にします。このブログではすっかりお馴染みになりました中田敦彦さん(あっちゃん)の動画の内容とボク自身の考えもアウトプットしていきます。

新型コロナウイルスが流行りだして1年以上が経過し、徐々に在宅勤務、オンライン商談、飲食店の仕切りなど、社会全体がその対応に慣れてきた頃だと思っています。ですが、未だに終息が見えておらず、身体が資本のビジネスマンにとっては油断できない状況が続いています。

そんな中、ワクチンが開発され、段階的に摂取をしている現状です。みなさんはワクチンを受けますか?受けませんか?

各個人で意見が分かれると思います。今回のあっちゃんの動画では、過去の感染症と比べて新型コロナウイルスの威力についてであったり、ワクチンを日本人が拒否したらどうなる?という視点で解説されており、かなり勉強になったので記事にしました。

数字で見る過去の感染症と新型コロナウイルス

感染症の危険度を図るため、致死率、再生産数、集団免疫の3つを用いて過去の感染症と比較していくと興味深い数字になっていました。

致死率は新型コロナウイルスが「2%」に対し、過去に蔓延したSARSは「10%」、MERSは「35%」、身近なインフルエンザは「0.02%」だそうです。そして1人の感染者が何人に移すかを示す再生産数は「2人」で、SARSやMERSと大きくは変わらないようです。

では再生産数が同じぐらいなのに、なぜこれほど新型コロナウイルスは広がったのかと疑問に思われた方も多いと思います。SARSやMERSは症状に表れやすく約8ヶ月で押さえ込むことに成功した一方で、新型コロナウイルスは症状が表れづらく、知らないうちに感染し続けている為に現在のパンデミックを引き起こしているのですね。

致死率も再生産数もそれほど高くないのに関わらずこのパンデミックを引き起こす新型コロナウイルスを、あっちゃんは絶妙なデザインと言われていました。

個人的な意見ですが、やはり重症化するのが高齢者や小さな子供という部分も、このパンデミックに繋がっていると感じています。最も外に出て人と接触する回数が多いのは、感染しても重症化しない20〜60代のビジネスマンだと思います。なので我々はそれほど大きな声をあげず、緊急事態宣言が出ていたとしても公共交通機関を使い、外出をします。その際にウイルスが体内に潜伏し症状が出ないにも関わらず周りの人に移していくという構図です。

本当にいつどの経路で感染するか分からない為、ボクたちは健康状態を維持し、免疫力をつける必要があり、出来得る限りの予防をすべきだと感じています。自分の身体は自分で守るということですね。

日本人全員がワクチンを拒否した場合の驚くべき数字

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ご存知だとは思いますが、ワクチンは弱めたウイルスを体内に入れることで免疫をつけ、そのウイルスに対抗できる身体を作り、感染拡大を予防するものです。

このワクチン摂取により免疫をつけることをワクチン免疫と呼び、ワクチンを摂取せずに感染症に一度なり、免疫をつけることを自然免疫と言います。免疫を持った人が多ければ多いほど感染は縮小していきますよね。この状態のことを集団免疫と呼びます。

新型コロナウイルスの場合、この集団免疫の状態になるには50%の人が免疫を持っている必要があるそうです。仮にワクチン接種せず、自然免疫で50%の人が免疫をつけるとした場合、分かりやすく日本国民が約1億人の50%の5000万人の方が感染する必要があります。

5000万人の人が感染するということは、致死率が「2%」なので100万人の人が生命の危機にさらされます。正直、これほどの影響力があるとは思ってもみなかったです。ワクチン接種についてはまずは医療従事者、高齢者、そして2021年夏頃から一般の人も接種が可能になってくるようです。

ワクチンについては様々な情報が飛び交っており、何を信じていいのかわからないという方も多いと思います。現在の情報化社会においては特にインターネット上で情報に触れる機会が多く、情報を発信する側ではなく、受信する側がその情報が正しいのか?信じていいものなのか?を判断する必要があると感じています。自身がしっかりと知識を身につけ、正しい判断ができるようになることも、健康な生活を送る上で欠かせないとも思います。

ワクチンについては政府機関からも情報が出ているので参考にしてみても良いかもしれませんね。

色々なことは調べていくうちに新型コロナウイルス蔓延からメンタル不調になるビジネスマンも多くいたという調査結果もあったようで、在宅勤務が増加し社員間の交流が減少していることが原因のこともあるようで、改めてアナログなコミュニケーションの重要性を感じている人も多いのではないでしょうか。

ITやデジタルに目が行きがちな時代だからこそ、人と人との繋がりをより大事にして心身ともに健康状態を維持していきたいですよね。

今日はここまで。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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