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【考察日誌】改めてAIが凄い!「手に職つける」時代はもう終わりか?

こんばんは、芝本です。

今朝ネットでふと目にしたくら寿司の記事が非常に興味深い内容でした。

大手回転ずしチェーンの「くら寿司」が養殖業に進出したという記事です。
確かに、自社で完結してしまえば間のコストなどもかからず、より低価格で提供ができるので納得の事業展開ですね。

ボクがこの記事を読んで驚いたのが、「スマート給餌機(きゅうじき)」です。なんでもこの「スマート給餌機」、魚のいけすに適時適量の餌を撒くそうなんです。

確かに「餌を撒く」といった単純作業は機械がすれば、大幅な人件費と時間のカットが見込めそうです。しかも時間や量もミスなく作業してくれるので、魚の品質も均一になりそうなことが想像できます。

やはり単純作業といった分野では、人間は機械に敵いませんね。

最近では大阪のユニクロもすっかりと自動レジに様変わりしました。
随分と人員が削減されたことかと思います。

経営者目線でいうと、人件費といっても立派なコストです。
経費削減が基本とされている経営においては、削れるところは削りたいと思うのはわかります。

ということで、今回はそんな世の中の働き手の脅威ともなり得る、AIについて書いていこうと思います。

AIの台頭により、もはや人間に勝ち目はない?!

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皆さんNetflixには加入されてますか?
ボクは入っていないのですが、聞いたところによるとNetflixのサムネイルは人によって変化しているらしいのです。

1作品に20パターンあるみたいです。

その閲覧履歴から興味関心が湧くような画像を選択しているのだとか。
人によって伝えることを変えるって人間みたいですし、本当にすごい。
一方で、たまに「なぜこのサムネ?」みたいなこともあるらしいです(笑)

でも、自動で学習をしてより的確な訴求をするために変化し続けるってまさに人間も同じことをやってますよね。

AIの強みは正確性と不眠不休で動き続けられるところだと思います。
寝ずに勉強され続けて、さらには正確にこなされると人間はたまったものじゃないですよね。

今では高速道路の料金所やレジ、今やドイツでは運転までもが自動化されつつあります。

世の中の流れを考えるとこのAIをメンテナンスしたり、根幹となるプログラミングを組める人材の需要が高まるのは容易に想像がつきます。

プログラミングができない人々の行方とは?!

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ボクもそうなんですけど、「じゃあプログラミングが組めない人は淘汰されるの?」と思った方も多いと思います。

ボクは社会人1年目はIT企業で働いていました。
今では独立して自分で会社を立ち上げてやっており、当時は想像もしていないような現実になりました。

独立したのは、インターネットテクノロジーに必要性を感じなくなったとかそういう話ではありません。

フラットに見ても、ITの分野に明るい人材の需要が高まっていることは紛れもない事実です。2030年には79万人のIT人材不足が予想されているくらいに、IT人材の育成は急務とされています。

だからと言って、ITの分野に進めばいいと言う訳でもなく、人間には人間の強みがあると思っています。

オリラジの中田敦彦さんのYouTube大学でも紹介されていた著書『AI vs.教科書の読めない子供たち』では、AIが不得意とされる分野は高度な読解力、人間らしい柔軟な判断、常識だと書かれています。

p逆に冷静沈着で正確、かつ無慈悲なのがAIという印象です。
悪者みたいですね。

どっちが悪くてどっちが良いという話ではなく、
お互いにお互いの良いところを組み合わせるのが一番だとボクは思います。

ボク自身、今ではすっかりITから離れて仕事をしているわけですが、
今回はボクのような非プログラミング人材ではない方でも求められる人材になり得るよということを伝えたいと思います。

昭和の営業スタイル「G・N・P」

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皆さんは昭和の営業スタイルと言われるとどのようなことを想像しますか?
今の営業スタイルでは大きく違うことはなんとなく分かりますね。

昔は泥臭く足を動かしたもん勝ち、面倒なことや密な人間関係などを駆使して勝ち取るといったことをやっていたと思います。今では、リモートや合理主義などかなりスマートになった印象です。

ボクは、この昔の営業スタイルからも学ぶべきことはあると思っています。

「G・N・P」ってご存じですか?
「義理・人情・プレゼント」の略だそうです。

今でも菓子折りをもっていく文化はあって、これはプレゼントですよね。
一方で「義理」や「人情」が大切にされている場面を社会人になってからもあまり目にしてきませんでした。

しかし、これまで行動経済学についていくつか執筆をしてきて、人間は感情によって動く生き物であるというのが分かりました。

営業や仕事においてもそうだと思います。
最終、人が決定を下すのであれば、「心」を動かすのが一番だということになります。

相手の「心」に働きかけるように自分が行動していく。

「相手をどうやったらうまく利用できるかな?」
「自分の利益になるようにするには何を売ればイイかな?」

といった思考は相手にしっかりと伝わっているとボクは思っています。
やはり、自分自身が「For you」だからこそ、相手もそれに応えるような行動をすると考えています。Twitterの記事でも書きましたが、「好意の返報性」というヤツです。

まずは目の前の人の理解に努めて、相手が求めているものを提供するところから行動していきます。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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