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【考察日誌】パーソナルトレーニング事業に参入するなら考える必要があること vol.2

こんばんは、芝本です。
今回の記事は、下記の記事の続編のような内容です。noteだけではなく、InstagramやTwitterでも筋トレや健康に関する投稿を発信し続けていますが、その具体的な行動の先に考えていることを書き綴りました。

そして今回の記事は、これからも当分はお付き合いしていくことになりそうなコロナ禍とリモートワーク、そして健康に関してです。

コロナ禍によって一気に、そして半強制的にリモートワークが浸透していきました。強制力を働かせることは、ときに物事の大前進に繋がっていきますね。

今では当たり前となったリモートワークですが、健康面においてのメリットとデメリットはどうなっているのでしょうか。コロナウイルス感染という「健康一次被害」を避けるためのリモートワークによってもたらされる「健康二次被害」という言葉が登場するくらい、通勤がなくなったことによる影響は大きいようです。それではさっそく詳しくアウトプットしていきます。

テレワーク導入におけるメリットについて

通勤を無くすことで、コロナウイルス感染という最大のリスクを減らすことができます。さらに、朝の通勤時間がなくなることで、空いた時間を使って散歩をしたり、筋トレをしたり、バランスの取れた朝食を食べたり、より健康に効果的に使うことができます。出勤する必要がないので外食や飲酒の機会も減少傾向になるでしょう。

事実、国土交通省が令和4年3月25日に提出した下記の資料によると、昨年対比で約4ポイント増加して、全国で約27%がテレワークを導入している結果になりました。どのエリアも昨年対比では伸びており、特に首都圏ではテレワーク導入率が42.3%で、大袈裟にいうと2人に1人はテレワークという調査結果でした。ボクが住んでいる関西も23.4%→27.7%まで伸びており、これからもテレワークの導入は加速していくのではという見立てです。

もともとは健康一次被害を避けるためのテレワークですが、現在のテレワーカーの中でもコロナ禍が落ち着いても継続したいと考えている人は84%も居て、その理由は「通勤時間の有効活用」(約43%)「通勤の負担軽減」(約30%)などが挙がっていました。みなさん、通勤に多大なストレスを感じているということですね。

現在のテレワーカーの中で、朝夕の通勤時間を有効に使いたいと考えている人が約半数いるということですが、実際に行動している人はどれくらい存在するのでしょうか?また、それを継続している人は全テレワーカーの中でどれくらいいるのでしょうか。具体的な数字は分かりませんが、まあ多くはないでしょう。

テレワーク導入におけるデメリットについて

一方でデメリットも存在するので、それも見ていきましょう。

1、運動量の減少による筋力の低下
テレワークの導入により通勤がなくなりました。
厚生労働省は健康維持のためには8,000歩/日 は歩くようにしましょうと推奨していますが、物理的に通勤がなくなったことで運動量が激減する人は少なくありません。実際にテレワーク前は10,000歩/日 歩いていた人が、テレワークを導入して2,000歩/日 まで歩数が減ったという人もいるそうです。

これは明らかな変化ですね。
テレワークを実践しているからこそ、意識的に運動をする時間を確保するということが健康的な日々を送る上でとても大事になってきますね。

2、消費カロリーの減少と摂取カロリーの増加によるコロナ太り
上記でも述べましたが、意識的に運動時間を確保しないと消費カロリーは大幅に減ります。それでいて、終日上長の目を気にしなくてもいい職場環境だからこそ、間食の頻度が増したという人も増えたそうです。

手軽に食べたい間食だからこそ、コンビニなどで手に入る加工食品やお菓子が多く、食の質低下も否めませんね。

3、運動不足によるメンタルの不調
運動とメンタルは密接な関係があります。
運動をすることによって「セロトニン」と呼ばれるストレス解消に効果的なホルモンが脳から分泌されます。運動による適度な負荷は自律神経を整えてくれて、質の高い睡眠にも繋がります。

一方で、運動不足になるとストレスが解消されにくく、不眠による睡眠障害や自律神経失調症を引き起こす可能性があります。メンタル面からも運動時間を確保することがとても大切ですね。

4、コミュニケーション不足によるモチベーションの低下
テレワークによって上司や同僚、後輩とのコミュニケーションは大幅に減ります。ちょっとした質問をする際にも、職場にいる時と比べてハードルは上がりますし、他愛もない話でリフレッシュすることもなくなります。誰とも話さずにその日を終えることもあるでしょう。

また、コミュニケーション不足によって仕事のミスや人間関係の希薄化も起こります。周りの目を気にする必要がないので、ふとした気の緩みからサボりがちになることも。。。

挙げればもっとあると思いますが、改めてテレワークにはメリットもデメリットもどちらもあるということが分かりました。では、上記を踏まえて、健康という観点で今後どのような対策を打つことが効果的なのでしょうか?

テレワークを最大限効果的に生かすためには?

通勤がなくなったことによって生み出した時間を、どう活用するかがキーですね。東京近郊で働いている人だと片道の通勤時間は平均50分くらいで、大阪もだいたいそれくらいの時間を掛けて通勤しているというデータがあります。

個人的には会社員時代にテレワークをしたことがないのですが、ボクの周りでテレワークをやっている人は出勤時には出勤ボタンを押すだけでいいぽいです。つまり、出勤していた頃の起床時間だと、出勤まで約60〜120分くらいの時間を捻出して、有効利用することが出来そうです。

テレワークによって生まれた時間を、ギリギリまで寝て過ごすのは非常にもったいないですね。ボクは会社員時代は7時半に起きて9時に出勤していて、今は7時に起きて自宅で9時から仕事を始める生活になりました。それまでの約2時間を大正解だと思える過ごし方をしてます。

▼モーニングルーティン
7:00 起床(朝日が入る場所だけど、最近は曇りが多くて残念)
7:30 散歩(お気に入りの川沿いのコース)
8:00 筋トレ(散歩後なので脂肪燃焼効果もUP)
8:30 朝食(タンパク質中心の作り置きを食べます、時には作ります)
9:00 仕事(場合によっては前倒しでスタート)

1、最強の朝活「朝散歩」
朝起きてすぐに散歩をすることが思っている以上に気持ちがいいし、健康に効果的なんです。10〜30分ほど太陽の光を浴びながら散歩することで下記のメリットを享受することができます。

・1日のパフォーマンスがアップする
・質の良い睡眠が取れるようになる
・不足気味のビタミンDの生成に繋がる
・体内時計が整うので生活リズムが整う

朝日を浴びることで幸せホルモンである「セロトニン」の分泌量が増えるので精神的な安定に繋がっていきますね。この「セロトニン」が催眠作用のある「メラトニン」の原料になり、この「メラトニン」が睡眠・覚醒リズムといった概日リズム(サーカディアンリズム)を調整する作用があります。簡単にいうと入眠や睡眠の質を上げてくれます

朝散歩の効果はまだまだあります。
太陽光を浴びることで骨を丈夫にするビタミンDが体内で生成されますし、太陽光で大量の「セロトニン」を生成すると同時に、催眠効果のある「メラトニン」の分泌量は抑えることができます。その「メラトニン」は夜になると徐々に分泌量が増えてきますが、朝に太陽光をたくさん浴びて、「メラトニン」の原材料になる「セロトニン」を生成していたので、夜にたくさんの「メラトニン」が分泌されて入眠効果が増します。

2、耳にタコができるくらい聞いた「朝ごはんを食べよう」
勤務時間がなくなったからこそ、朝ごはんをしっかりと食べて健康管理をしましょう。ボクはタンパク質中心のおかずを大量に作って冷蔵保存しているので、レンチンして丼にして食べています。所要時間は3分ほどで、炭水化物もタンパク質もしっかりと摂れます。

・集中力や記憶力がアップ
・代謝が上がりやすいので、太りにくく痩せやすい身体を作る
・筋肉の減少を抑える
・イライラが解消して、仕事の効率が激増?!

ヒトは寝ている間にもエネルギーを消費しています。
つまり朝起きたタイミングでは体内のエネルギーが枯渇している状態に、、、朝ごはんでエネルギーを満タンにすることで、脳や身体の活性化に繋がり、集中力や記憶力も向上します。

朝ごはんを食べると基礎代謝が上がるので、何もしなくても消費カロリーは増えます。また、寝ている間に枯渇したエネルギーを生み出そうとして、筋肉を糖に分解します。糖質やタンパク質を朝ごはんで補給することで、筋肉の分解を防ぎます。

また、朝ごはんをよく噛んで食べることで「セロトニン」が分泌されます。先ほどの朝さんぽとの相乗効果で精神の安定や安心感や平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、活動的な脳へと変わります。

まとめ

ここまで書きましたが、朝の時間を有効活用することで仕事にも人生にも多大なる好影響を及ぼせそうですね。

あとは、具体的に実践するだけです。
決めたことをやり続けることができる人もいれば、そうじゃない人もいます。

それを解決するキーは「仲間の存在」だと考えています。
学生時代の部活仲間のような存在はとても大事で、社会人になってそういう繋がりをうまく作ることができれば、生活リズムを劇的に変えていくことにつながると思います。

それをパーソナルトレーニング事業を通して作ることができれば面白いなと考えています。身体の健康はとても大事ですが、精神的、社会的にも健康であることがもっと大事です。

パーソナルジムにいき、その時間だけ身体を鍛えても生活習慣が乱れていれば効果は半減。。。朝の過ごし方がその日一日を大きく左右するので、同じ志を持った仲間がいることが具体的な行動に繋がっていくと思います。

リモートワークがより浸透していき、オンラインサービスもより充実していくからこそ、身体的、精神的、社会的に健康になりたい人向けのアナログなコミュニティが改めて求められているんじゃないかなと思います。

そんなことを考えながら今日も黙々とボディメイクをします。
以上、最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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