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君はナッツじゃなかったの?「ピーナッツ」が酒のつまみで出るには理由があった!

こんばんは、芝本です。

これまで、健康知識をつける目的でナッツや水についてアウトプットしてきました。かなり身近なものにもかかわらず、調べてみると知らなかったことがたくさんありました。

結果的に、ナッツと水を調べることで、ミネラル等の栄養素に詳しくなった気がします。

栄養素を知ることで、ナッツや水以外でも「こういう食べ物はビタミンEが豊富だな」とか「鉄分が多い食事を摂ろう」といった食事の選択ができるようになれば完璧です。

僕はまだその域には達していないので、分からない時は栄養士の資格を持っている仕事仲間に聞くようにしています。

さて、お察しのとおり、今回もナッツについてアウトプットしていきます。『大体主要なナッツは調べきったかな』と思ってましたが、日本人に馴染み深いナッツがまだありました。

それは酒のつまみでも定番な「ピーナッツ」です。
調べてみると、実は、ただのナッツではなかったのです。

ということで、今回は「ピーナッツ」についてアウトプットしていきます。

ピーナッツとは?

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まずは、ピーナッツの基本情報を見ていきましょう。

落花生は、マメ科ラッカセイ属の一年草の豆類。食用になっている豆は種子。原産地は南米で日本には江戸時代に伝わってきたといわれる。
木になっているイメージを持つ人もいるかもしれないが、草花のような見た目をしている。株元から茎を伸ばし、20 cm~50cmほどに生長する。夏にスイートピーに似た黄色い花を咲かせ、受粉すると花は枯れ落ち、子房柄が地中に潜り込み結実する。こうして花が落ち地中で実を生むということから「落花生」と名付けられたとされる。茎葉が黄色くなったら収穫の目安。9月~10月頃に旬をむかえる。

引用:ピーナッツと落花生の違いとは?要は同じもの?

確かに、言われてみればピーナッツって落花生という豆の仲間でしたね。
実は、木の実ではないピーナッツがナッツの仲間としてカウントされるのには、理由があります。

それは、栄養分の構成や食感がナッツと似ているからです。

一般的な豆類は、炭水化物とたんぱく質が多く含まれていますが、ピーナッツは脂質とたんぱく質が多く含まれています。

この脂質はナッツに多く含まれている不飽和脂肪酸と同じであるため、非常にナッツに近い栄養構成をしていることがわかります。「ナッツじゃないナッツ」という変わり者です。

ちなみに、「Peanuts(ピーナッツ)」の語源は、「Pea(豆)」+「Nuts(ナッツ)」、すなわち「豆のナッツ」ということになります。これは知らなかったですね。

ピーナッツはたんぱく質、ナイアシンが豊富

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それではナッツシリーズ恒例の、”特徴”、”どんな人におすすめか?”、”主な栄養素”について触れていきましょう。

<特徴>
先ほども述べましたが、大きな特徴は豆であるということ。
ピーナッツは落花生という豆なのはわかりましたが、呼び方は状態によってさまざまです。日本では、大まかに以下のように呼び分けられています。

落花生  :殻付きのもの
ピーナッツ:殻を向いたあとの中身

言われてみれば確かにそうかもと思いました。
そういえば、千葉県のお土産に並んでいる落花生って、大体殻付きの状態で売られていますよね。

ちなみに、スーパーなどでよく見かける落花生は中国産らしいです。千葉県産が出回っているイメージだったので、これは意外でした。

<どんな人におすすめか?>
・二日酔いの人
二日酔い。お酒好きなら一度はなってしまったことがある人は多いでしょう。ある意味、風邪を引いた時よりもしんどいですよね。そんな時よく、「二日酔いにはしじみ汁が良い」なんてお話も聞きますが、ピーナッツにもそのような役割が期待できるとは知らなかったですね。なぜオススメなのかは、後述していきます。

<主な栄養素>
ピーナッツの栄養素は以下のとおりです。
なお、ピーナッツは状態によって栄養価が若干違うので、一般的に食される状態の「煎り莢(いりさや)」、「バターピーナッツ」、「茹で落花生」を挙げていきます。

【ピーナッツ100g当たり】

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出典:全国落花生協会

こうしてみてみると、たんぱく質と脂質を多く含んでいるだけでなく、鉄、カリウムなどのミネラルもそれなりに含まれています。ミネラルバランスの大切さは、今までの記事でも書いてきましたね。

その中でも、「煎り莢」が一番バランス良く栄養が摂れそうですね。
ちなみに「煎り莢」は、殻の入った状態で調理した(煎るという処理をした)落花生で、市販でもよく売られている状態です。

さて、特にピーナッツに多く含まれているという「ビタミンナイアシン」について触れていきましょう。

「ナイアシン」はビタミンB群のひとつである「ビタミンB3」のことを指します。「ナイアシン」は肝臓の働きを活性化させ、アルコールの分解と、分解後に発生するアセトアルデヒトの分解を助けます。これが、「二日酔いの人」にオススメする理由です。

二日酔いでなくてもビタミンB群は、現代人にとって不足しがちな栄養素ですから、普段から積極的に摂っておくのも良いでしょう。

また、ピーナッツには「レシチン」というリン脂質も豊富に含まれています。「レシチン」は神経伝達物質の材料になるため、認知機能の改善する効果が期待されているとのことです。

まだまだ研究中のところもあるようですが、自分が将来年老いてしまう前に、ボケ予防ができるようになれば嬉しいですね。

まとめ

今回は、ピーナッツについてアウトプットしました。
比較的馴染み深い食べ物ですが、思った以上に健康的な食材であることがわかりました。『ピーナッツは食べると太る』というイメージがありましたが、これも適量を守ればその心配はなさそうですね。

ちなみに、ピーナッツの1日の目安の摂取量は、30粒程度が推奨されています。

最近では、そいういったピーナッツの栄養価の部分が注目され、ピーナッツバターも美容・健康の食材として人気が出ています。

市販のものは塩と砂糖が多く含まれているものが多いため、無塩のピーナッツバターを手作りで作る方法もあります。興味のある方は試してみてください。

ここまでで、いろんなナッツについて紹介してきました。
他にも「ブラジルナッツ」や「ピーカンナッツ」や「ココナッツ」などもありますが、大体「ナッツ」を食べる時によく出てくるものは挙げたかなと思います。

次回からは、得たナッツの知識を生かして、自分なりにどのように摂取していくのが良いか考えていきます。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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