見出し画像

「髪の毛」は脳と頭皮を守り、有害物質を排出する!

こんばんは、芝本です。

本日の記事は「髪の毛」についてです。

先日、頭皮についての記事を書きました。
はじめは自分の将来抜け毛が心配で調べ始めましたが、頭皮の働きを調べるうちに、意外な能力も知ることができて楽しくなってきました。

今回は、頭皮以外に意外な働きが盛りだくさんだった髪の毛についてアウトプットしていきます。

「髪の毛」は脳と頭皮を守るためにある

画像2

ボクたちは当たり前のように「髪の毛」を毎日洗ったり、乾かしたり、セットしたりしていますが、そもそもなぜ「髪の毛」があるのでしょうか。

今更ながらまずは「髪の毛」の存在理由を確認しておきましょう。

基本的に、体毛は人間の身体を守るために生えています。イメージしやすい例を挙げると、ライオンのたてがみなんかが有名ですね。首回りでふさふさと生えている雄ライオンのたてがみには、急所である首を外敵の牙や爪から守る役割があります。

もちろん「髪の毛」も同じです。

「髪の毛」が他の部位に比べ、特に毛量が多いのは、人間の身体にとって最も重要である脳があるためです。人間の頭部には筋肉や脂肪が少ないので、頭蓋骨で脳を守っています。

しかし、頭蓋骨が損傷してしまうと直接脳にダメージを負ってしまうので、衝撃を吸収する必要があり「髪の毛」が多く生えています。

その他にも紫外線から頭皮を守る役割もあります。
紫外線による肌や頭皮へのダメージを「光老化」と呼びます。

「光老化」が起こると頭皮が硬くなって、血行不良になり、結果的に抜け毛のリスクが増えます。「光老化」を防止するためにも「髪の毛」が存在しているんです。

改めて「髪の毛」の存在理由を知ることができ、かなり大きな役割を担っていることがわかりました。

「髪の毛」には有害物質の排出機能がある

画像1

実は「髪の毛」には上記の役割以外にも、有害物質を体外へ排出する役割があります。これは初めて知る方が多いのではないでしょうか。

人間は生活しているだけで多くの有害物質を体内に取り込んでしまっています。

例えば普通に歩いているだけで車の排気ガスや空気中に舞った砂ぼこりから有害物質を体内に取り込んでいます。

他にも、野菜に付着した農薬の成分が洗い落されずに体内に入ったり、コーヒーの缶や鍋、食器から溶け出した金属イオンなど挙げるとキリがないほどです。

どんなに注意していても入ってきてしまうので排出する他にないんです。

もちろん、これらの有害物質は尿や便、汗などから排出されますが、その一部は「髪の毛」からも排出されます。

なんと「髪の毛」は栄養を取り込みながら成長していきますが、同時に有害物質も取り込み体外へ出ていきます。

代表的な有害物質は水銀と鉛です。
水銀はがんのリスクが増えたり、遺伝子障害を引き起こす原因となり得る有害物質です。
また鉛の蓄積は脳障害、精神錯乱などを引き起こす可能性があります。

これらを体外へ運んでくれる「髪の毛」は非常にありがたい存在ですよね。

さらにその排出能力は「髪の毛」の太さと量が関係してきます。「髪の毛」に太さと量があると、シンプルに排出できる有害物質の総量が増えるということです。

なので、年齢を重ねてもしっかりと「髪の毛」がある方は排出能力があると言え、抜け毛が多く「髪の毛」の量が少ない方は量が多い方に比べると排出能力が低いと言えます。

まさか「髪の毛」にこんな役割があったなんて驚きです。しっかり頭皮のケアをすることが、健康状態にも繋がっていることを知れて、良い機会になりました。

まとめ

本日は「髪の毛」の役割についてアウトプットしました。

脳と頭皮を守ることはなんとなく想像していましたが、有害物質を排出する働きがあることには驚きでした。

改めて大切だと思うことは、有害物質を身体に溜めないようにオーガニック中心の食生活をすることと、有害物質を排出する頭皮と「髪の毛」のケアです。

摂取量を減らし、排出量を増やせれば、体内の有害物質の量は少なくなるので、健康リスクの軽減に繋がります。

健康のためにも「髪の毛」と頭皮はしっかりとケアしていきましょう。定期的にヘッドスパとか行ってみるのもアリですね。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?