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古代から伝わるアーユルヴェーダにおいても「白湯」は重要だった!

こんばんは、芝本です。

本日の記事は「白湯」についてです。
正直、「白湯」を飲むことは健康に効果があると聞いていましたが、常温の水ばかり飲んでいました。

最近は水に関しての記事も多く書いてきたので、その流れで「白湯」について調べてみると、ただのお湯ではなく「超健康的なお湯」でした。

そもそも「白湯」とは?

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まずは「白湯」という漢字に注目しました。
「さゆ」とも読みますが、みんな大好きな鶏白湯ラーメンや白湯スープでお馴染みの「パイタン」とも読みますよね。

これはシンプルに日本ではお湯を表す「さゆ」、中国では白いスープを表す「パイタン」と使われていただけで、なにか特別な関係性があるものではないようです。

本日の記事は「さゆ」の記事なのですが、なぜ「白いお湯」なのでしょうか。そもそも、罪のないことを「潔白」と言うように、「白」には色だけでなく「何もない」「純粋」という意味も含まれます。

何もないお湯ということで「白湯」になったそうです。
そんな、とてもシンプルな「白湯」ですが、定義をご存知でしょうか?

ボクは生ぬるいお湯というイメージで明確な定義を知りませんでしたが、実際には「白湯」とは「水を沸騰させ不純物を除去したもの」だそうです。

下記の図が「白湯」や「お湯」などの意味です。

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出典:白湯とはどのような飲み物?お湯との違いや正しい飲み方を徹底解説!

微妙に意味が違ってきますね。
定義で言うと「白湯」は熱い状態のものですが、飲む際は少し熱いぐらいまで冷ますのが一般的です。「お湯」と「白湯」の違いも明確で、「お湯」は水を温めたもの、「白湯」は一旦沸騰させたお湯を冷ましたものです。

この違いについては初耳の方も多いのではないでしょうか。
ちなみにボクがたまに飲んでたものは白湯ではなく、ただのお湯でした!

「白湯」は古代から伝わる健康法!?

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「白湯」を飲むことで多くのメリットがあるのですが、まずはタイトルで気になっている方も多いであろうアーユルヴェーダについてです。

インドや東南アジアで使われていた古代語だそうで、「生命科学」という意味のようです。アーユルヴェーダの考えでは人の身体には水・火・風の3要素で成り立っていると言われています。

「白湯」は水を火で沸騰させ水蒸気が出るという意味で、この3要素すべてを備えており、身体のバランスを整えると言われています。

古代から「白湯」は健康に効果があると言われているんですね。
次に現代においての「白湯」の効果を見ていきましょう。

体の不調
冷え、風邪予防、疲労、胃もたれ、貧血、膀胱炎、喘息、日中の眠気、口内炎、口臭、加齢臭(体臭)、物忘れ、二日酔い、痛風、アレルギー性鼻炎、 性欲がない・勃起不全(ED)、視力回復

身体のこり / 痛み
肩・首こり、頭痛、腰痛 ・(生活習慣)血糖値が高い、血圧の悩み、動脈硬化 ・(心の不調)やる気・気力が出ない、イライラ、睡眠障害、摂食障害、不安を感じる、 禁煙の促進

婦人科系
月経痛・月経不順、月経前症候群(PMS)、不妊症、更年期の不調

美容
便秘、美肌・美髪、脱毛症、むくみ

出典:「白湯」それはただのお湯。かつ最強のスーパードリンク説

通常の水分補給の効果に加え、上記のような効果が期待できます。
特に女性が「白湯」を飲むのは美容に大きな効果が期待できるので、モデルさんや女優さんも美容法のひとつとして「白湯」を飲まれる方もよく耳にします。

温かい飲み物は内臓機能を促進したり、毛細血管を広げる効果があるため、多くの健康効果に期待ができるわけですね。

適切な作り方で適量、適切なタイミングで!

「白湯」の効果が分かりました。
続いては作り方や飲む量、タイミングについてアウトプットしていきます。

ここもかなり重要で、飲む量や飲むタイミングを見誤ると効果が薄まったりするので、効果的に「白湯」と付き合っていきましょう。

1,作り方
「白湯」は水を沸騰させることだと書きましたが、正直めんどくさいと思う人も多いと思います。なので他にも「白湯」の作り方をご紹介します。

1、水道水を沸騰させたのち、50度に冷めるまで待つ
2、市販のミネラルウォーターをレンジで温める
3、ウォーターサーバーのお湯と水を混ぜる

水道水だけ沸騰させるのは、身体に害のある塩素を取り除くためです。
市販のミネラルウォーターやウォーターサーバーはそもそも塩素が抜かれている状態なので、沸騰させる必要はありません。

2、適量とタイミング
ヒトの1日の適切な水分補給量は個人差がありますが、約1,500ml〜2,000ml程度です。その中で「白湯」は600ml〜800mlを、3回〜5回に分けて飲むと良いそうです。

ちなみに1日の適切な水分補給量については以前の記事に書いているので、見てみてください。

そして飲むタイミングは下記です。

・朝
 朝は内臓が冷えている状態なので、温めて消化力を上げます。

・食後30分
 こちらも消化促進です。
 食後すぐに飲むと、消化器官の機能低下を招く可能性があります。

・寝る前
 リラックス効果と体温を高めることで、睡眠の質の向上に繋がります。

体温が上昇することで睡眠の質が上がる仕組みについても、以前の記事を参考にしてみてください。

本日は「白湯」についてアウトプットしました。
一番の発見は、アーユルヴェーダという古代の生命科学的にも、現代の医学的にも「白湯」は健康に良いとされている点ですね。「白湯」はまさに、人類の健康の礎とも言えるのではないでしょうか。

しかも、コストも一切かからずに健康になるなんて、飲む以外の選択肢はないでしょう。

個人的には、一番手間がかからないであろう、ミネラルウォーターをレンジで温める方法で健康的な身体を手に入れます。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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