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はじめてのキャロットケーキ

難易度:かんたん
かかった時間:2時間くらい
できばえ満足度:☆☆★★★

きっかけ

「趣味はお菓子作りです♡」なんて言えるような女ではない。断じて。
キャロットケーキは好きどころか、食べたことがない。
なら、どうして突然小麦粉を量りだしたのか。
答えは簡単、「推しが作ってたから」

前から気になっていた、役者の藤間あやかさん。
始めたてのYouTubeに投稿されていたのが、この動画だ。
料理系ASMRの雰囲気もあり、肩の力を抜いた休日感たっぷりの素顔が楽しめるこの動画が私は大好きで、毎日のように見ている。

見ていたら、このとっても美味しそうなケーキはどんな味なんだろう? と気になって、自分も作ってみたくなった。オタクってちょろい。

作ってみた

参照したレシピはこちら。なぜS&B? と思ったけど、スパイスを使うからですね。なるほど。
よく見直してみたら、藤間さんの動画にもちゃんと分量や作り方が載っていたので、メモを取れば同じレシピで作れたのだった。動画を見てお菓子を作るという発想がなかった。デジタルネイティブなのにおばあちゃん。

キャロットケーキのレシピは、レシピによってかなり違うようだ。油がごま油だったりオリーブオイルだったり、スパイスの種類が違ったり。
今回はサラダ油を使うレシピです。

動画でチルい感じのBGMとともに作ってたのが超オシャレ! と思ったので、私もBGMを用意した。あつ森のサントラである。私の手元にある音楽の中で一番チルっぽいのこれ(チルっぽいとは)。

このときはまだ余裕

まずにんじんをすりおろす。
よく考えたら、にんじんをすりおろしたのは人生初だ。紅葉おろしとか家でやらないからね。大根よりも柔らかいのですりやすく感じた。
ただ、持つところがなくなってくると厳しいのはどの野菜も同じ。だいぶ粘ったが、最後は諦めてラップにくるんだ。焼きそばにでも入れよう。

バサァ

(写真がすっ飛ばしてるけど)卵に砂糖や油、にんじんを加え、ふるった粉類とスパイスを入れる。
元のレシピではシナモン・ナツメグ・オールスパイスを入れているが、家に揃っていなかったので、動画を真似てシナモンとクミンにした。
クミン、マジでカレーの匂い。カレー味のケーキになるのが怖くて、ちょっぴりしか入れられなかった。

混ざった!
少し膨らんできたところ

レーズンは「なくても美味しいんじゃない?」という母の言により省略。
くるみを手で砕きながら入れて混ぜ、クッキングシートを敷いたパウンド型に流し込み、オーブンへ。
……と書くと簡単そうだが、細長い形のパウンド型に生地を流し込むのは容易ではない。もう必死すぎて気づいたら音楽止まってた。全然チルじゃない。さよならチル。

レシピの調理時間は「70分」となっているが、この時点ですでに60分が経過していた。疲れ果てている。もう食べたい

レシピには「40~50分焼く」とあったが、焦がしそうで怖いのでまず30分セットし、その後は5分ずつ様子を見た。生焼けと黒焦げの狭間で苦しみながら、結局38分焼いた。

デデドン

焼けました。やっぱちょっと焦げた。でも生焼けだけは避けたかった。
「アルミホイルのせるといいのに」ってお母さん、なぜあと5分早く教えてくれないの?(次からそうします)

ねりねり

クリームチーズと粉糖を混ぜる。粉糖は家にあった残りで足りるかと思ったら10g足りず、そのまま続行。しかもレモン汁入れ忘れた。

べちょんこ

ケーキの上にドドン。適当に撮ってあとで見返したら無駄に躍動感あふれる写真になっていた。こんな量のクリーム塗るのはじめてで、ちょっとテンション上がってたのかも。

ぬりぬり

全っ然きれいに塗れない。ショートケーキ作る人ってすごい。

食べてみた

皿だけ豪華

……まずくはない。失敗作とはいえない。でも、

もっとおいしいと思ってたなぁ!!!

キャロットケーキを食べたことがないので、正解がわからない。わからないのだが、これじゃない気がする。

生地はなんだかモソモソするし、甘くない。上のクリームはレシピより粉糖が少ないはずだが、やや甘すぎる。なんだかバランスが悪いのだ。
たくさん入れたシナモンの香りはあんまり感じられないし、ビビりすぎたクミンに至っては入っているのかどうかもわからない。

改善点としては、
・レーズンもちゃんと入れる
・クリームの粉糖を減らす
・クリームの全体量を増やす
・スパイスはビビらずドサドサ入れる

あとは、カフェなどで「正解」のキャロットケーキを食べてみようと思った。

でも、バターを使わないので、スパイスとクリームチーズさえあれば他は家にある材料でできて、とても楽だった。

これからはときどきお菓子を作ってnoteに記録するのもいいかもしれない。
写真を撮っておくと思い出しやすくて、書くのも楽しかった。
それでは、また。


#レシピでつくってみた




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