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台北 弾丸出張のおいしい想い出
2019年11月10日(日)〜12日(火)の2泊3日で、
・SNSトモダチAとティータイム
・SNSトモダチBと夜市を食べ歩き
・セミナー講師として勉強会
・現地の同僚と街ぶら
を詰め込んだ、短いけどお腹いっぱいの台北弾丸ツアーの記録。
主目的は、もちろん「セミナー講師として勉強会」だが、それは正味半日。出来る限り見聞も広げたいのであるということで前乗りし、セミナー翌日も午後イチまで丸々市内観光を満喫。
【1日目】台湾デビュー
ボクにとって初めての台湾となる。9:20羽田→12:30松山空港着。空港からほど近い中山國中駅至近の台北馥敦馥寓(Taipei Fullerton Hotel-Maison North)に直行しチェックイン。リーズナブルで大変清潔なホテル。
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仕事場は徒歩圏内で、明日正午に行けばいい。なので、今日は完全にフリー。事前に約束していたトモダチ2人と別々に会うことにしている。どちらもSNS上では懇意にしていたがリアルでまみえるのは初めてだ。
■中正紀念堂
Uberでまず向かったのはココ。外すわけには行かないと思ったベタ中のベタ。本当は有名な衛兵の交替式も見たかったのだが、それよりもトモダチに会える興奮が勝る。
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中正紀念堂の敷地内、國家音樂廳という豪華絢爛な音楽ホールの一角に、「春水堂」というタピオカミルクティー発祥の店がある。銀座や横浜にも出店している。
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待つこと30分ほど、フィリピンから旅行でやってきたEthel(と連れのMelody)と合流。ジョッキ入りのタピオカミルクティーで乾杯し、しばしのティータイム。
政府機関で働く彼女はお金持ちと思われ、パンデミック前はしょっちゅう海外旅行や出張に出かけていた。日本にも8回の訪問歴がある強者だ。なぜかボクのことを「ぶちょう!」と呼び、「さすが!」という単語を使いこなす笑
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実は、当初彼女と会う予定はなかった。今回の出張の一週間ほど前に、普段彼女と会話していた言語交換アプリとは違うSNSで、台北を数時間ガイドしてくれる人がいないか探していた。
それを偶然彼女がめざとくも発見して連絡してきたのだ。「私も台北に行くのよ!」「ええ〜!」というサプライズである。地球は、狭い。
2時間ほど日の暮れ方まで茶飲み話に花を咲かせた後、彼女たちとは別れて中正紀念堂を後にした。
■人気レストランからの夜市探訪
続いて、gonna 共楽遊 -仁愛概念店で地元の大学生Alyssaと合流。あまりたくさん頼まず、3品ほどサラダと肉料理を楽しみつつ近況をシェア。
彼女、この時は現地のIT企業でインターンをしていたが、数ヶ月後に"激動の"香港で就職することになる(周庭さんで有名な反政府デモの頃)。
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Alyssaはかなりの健康志向で、ウォーキング好き。思ったより涼しい台北の路地をかなりの時間ブラブラ。「そういえば夜市に行ってジーパイ(鶏の唐揚げのお化け)を食べたい」という思いつきリクエストを快諾して連れて行ってくれた。
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夜市を抜け、誰もいない公園のベンチで、闇に浮かぶ台北101の明かりを眺めながら1時間ほど雑談。
「私の英語はどう?」「性格についてどう思う?」などの若々しい質問攻めに丁寧に返し、22時にお別れ。ホテルに戻り、明日の”本番”に向け準備を整えてから就寝。
【2日目】仕事!
13時に現地オフィスに赴くまで、ホテルでゆっくりと過ごすことに。朝食のビュッフェでとった野菜がこの世のものとは思えないほど美味だった。まさか台湾で野菜に感動するとは。
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午後イチは、台湾支社長たちとランチ。単について行っただけなので詳しい店名を記憶していなかったが、外観はこんな感じのこじんまりした店。とても落ち着く味のチャーハンとワンタンスープをご馳走になる。
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午後はオフィスに缶詰めだ。
2時間の事前打ち合わせ、メンバー数十名へのダイレクトマーケティングのレクチャー2時間、特定のクライアント担当チームとの勉強会2時間をこなしてヘトヘトに。
英語ができるから、と海外出張はご指名をもらえるのだが、台湾は英語よりむしろ日本語が通じるとは...しかも台湾支社にはボクより流暢な日本語を喋れる若手女性デザイナーがいるじゃん。
セミナーと勉強会は盛況に終わり、夜はお約束の懇親会。8人ほどでテーブルを囲み国際交流開始。
台湾人は小学校の授業で先生から英語名をつけられることを知りビックリ。いや、でもあなた「マリ」じゃん(日本ぽい名前を希望したらしい)。
ということで、ティファニー、シルビア、マリというなんとも煌びやかな名前の女性陣と(あと偉い人と)愉快な時間を過ごす。
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【3日目】永康街の魅力にハマる
最終日は、朝からウキウキである。あのゴージャス(ネーム)3人組が、上司の許可のもと地元を案内してくれる運びになったのだ。
朝食は台湾名物「魯肉飯(ルーローファン)」。脂多めの刻んだ豚肉を甘辛く煮て、煮汁ごとご飯にぶっかけたファストフード。マイルドな口当たりが、飲んだ翌朝にちょうどいい...
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腹ごしらえが済んだところで、連れていってくれたのは、永康街(ヨンカンジェ)。おしゃれな雑貨屋やちょっとしたフード・ドリンクスタンドが所狭しと軒を連ねるとてもキュートな街だ。
今回は寄らなかったが、かの有名な小籠包の名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の本店がある。
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いくつかの店でじっくりと品定めしていた横顔は、ゴージャス娘たちにしっかり見られていたようだ。ホテルに戻り荷物をピックアップしていざサヨナラという時に、3人が「ボクが欲しかったけど諦めてたもの」をそれぞれプレゼントしてくれた。
君たちぃ…(感涙)ニクイではないか。と同時に、羽田空港で高いお土産(お菓子)を買っておいてよかったと安堵。後からくれたLINEによれば大満足いただけたとのこと。
温かい思いの詰まったお土産を手に、光の速さで過ぎた3日間を反芻しつつ、いつもの東京へと戻るボクなのだった。
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