人はなぜうつ病になるのか?
新大阪うつ病回復センターの作原弘です。
今回のテーマは「人はどうしてうつ病になるのか?」です。
うつ病は、二つの原因が重なった時に発症します。
その二つの原因とは、何か?
一つは「環境原因」もう一つは「根本原因」です。
「環境原因」とは、「現在の人間関係」です
職場、学校での人間関係、親子、夫婦(パートナー)との人間関係など周りの環境ことです。
「根本原因」とは、「過去の記憶」の事です。
「過去の記憶」とは何かというと
心に刻まれは幼少期の強い記憶、トラウマといってもいいです。
根本ですから、根っ子となる記憶です。
この過去の記憶は、過去に経験した「出来事」と、「感情」がセットになっています。
つらい、悲しい、さみしい、などの「感情」と「出来事」がセットで心の奥深くにしまい込まれています。
しまい込まれていますから、本人も気付いていないことが
あります。
そして、似たような出来事が目の前に現れるとこの過去の記憶が思い出され感情が沸き上がってきます。
この感情が心の不調和を引き起こしていきます。
うつ病の症状となって、体や心に現れます。
この『根本原因』つまり『過去の記憶』がある限り、
人生の中で同じような出来事に直面すると同じ反応を繰り返してしまいます。
つまり「環境原因」が目の前に現れると
「根本原因」が刺激され過去の感情が沸き上がってくるということです。
例えば
職場の環境が原因でうつ病で休職していた人が、
復職すると再発してしまったいうケースは、非常に多いものです。
この場合「環境原因」が職場の環境ですから、
会社を休むことでひとまず「環境原因」は取り除かれます。
そして『根本原因』が刺激されなくなります。
一時的に調子が良くなるでしょう。
でも、復職すると再発してしまうのは、同じ環境に戻ってその環境が根本原因を刺激するからです。
根本原因が解消していないから同じことが起きます。
つまりうつ病はどちらか片方だけでは発症しません
式で書くと掛け算、
【うつ病発症 = 環境原因 × 根本原因 】
となります。
環境原因が100あっても、
根本原因が0なら発症しません。
つまり、同じ環境、同じ職場でもうつになる人とならない人がいるのは、
人によって「過去の記憶」つまり「根本原因」が違うからです。
根本原因が0なっていれば、元の職場に戻ってもうつ病は発症しません。
元の職場に戻って活躍したいなら、根本原因を0にすればいいのです。
今うつ病に苦しんでいるとしても、
根本原因を0に変えることができればうつ病は消えてなくなります。
どんな環境でもうつ病にならないためには、
「根本原因」を無くせばいいのです。
うつ病は、環境原因と根本原因が重なって発症していきます。
どちらかを無くせばうつ病は、発症しません。
通常は環境原因を無くすということをします。
環境を変えるということです。休職とか入院。
そして職場を変えることです。
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