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うつ病患者が安心する接し方

今日のテーマは、
「うつ病患者が安心する接し方」です。

うつ病の引き金になるのは環境原因です。
そのほとんどは、会社・学校・家庭の
人間関係のストレスによるものです。

そのため、うつ病になるとそのストレスを避けようとして
人間関係をできるだけ遠ざけようとします。

さらにうつ病が進むと
すべての人間関係を断ってしまいたい
と思うようになります。

部屋に引きこもり
誰とも会わない状態が続きます。

部屋のドアを閉めるのと同時に、
心の扉も閉じてしまいます。

こんな状況で
一番注意しなければいけないことは、
孤立です。

一人にしないことです。
孤立するのを
避けなくてはいけません。

それには、
心のドアを開けることです。

どうやって開けるのか?

それは、話してもらうことです。
つまり、聞いてあげることです。

心のドアには、構造があります。
構造がわかると、対応の仕方が変わってきます。

心のドアは、外開きでしかも取手がありません。

こんな感じです。

ドアノブがありません

自分で開いてもらうしかない。
外からは、開きません。
そして、押すとどんどん固くしまってしまいます。

このドアを開くためには、
話しをしてもらうことです。

話しをしているときは、ドアが開いているときです。
ドアを閉じながら、話はできません。
ドアを閉じて話を聞くことはできます。

お説教だと思ったら、ドアを閉めたまま話を
聞くことはできます。

「うるさいな!」
と思いながら聞くことできるんですね。

心のドアを開けるのは、話をしてもらうことです。

目標は、また「あなたと話がしたい」と
思ってもらうことです。

心のドアを開ける時間を少しずつ
増やしていくことが回復につながります。

2度と話したくないとなったら、
ドアが固くしまってしまいます。

話しをしてもらうための
聞き方が3つあります

1.最後まで聞く
徹底的に聞き手になって下さい。
こちらが話始めると、ドアが閉まってしまいます。

2.否定しない
話しを聞いていると「ちがうんじゃないの?」
という思いが沸き上がってきます。

それを言葉にすると
その瞬間にドアが閉まってしまいます。

3.自分の言いたいことは、言わない。
自分のいいたい事を言うのは、
自分の事をわかってほしいと思っているからです。

わかってほしいというのは、
ほしいという心です。

つまり奪う心です。
奪われたくないと思うから
ドアが閉まってしまいます。

ご家族やお友達皆さん
孤立を避けるために
話しを聞いてあげて下さい。

その際に 心のドアの構造を思い出して下さい

心のドアの構造は
外開きで、取手がない
押すと閉じます。

だから、開くためには
相手の話を聞くこと。

聞くことの3つのポイントは
① 最後まで話を聞く
② 否定しない
③ 自分の言いたいことは言わない
の3つです。

またね❤

また、「あなたと話がしたい。」
と思ったらOKです。

孤立を避ける事が出来ます。


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