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澪標 [完結]

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「ピアノを拭く人」の番外編です。彩子の同期 鈴木澪が主人公で、コロナ禍の恋愛も描いています。
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#コラボ小説

[短編小説] 東雲の幻

[短編小説] 東雲の幻

※ 扉絵は、さくらゆきさんの作品です。さくらゆきさん、ありがとうございました。

 院内の見回りを終え、私はようやく最上階の師長当直室に戻れると大きく息をついた。看護師になりたての頃は、くたくたでも駆け上がれた階段だが、還暦まであと数年の脚にはこたえた。

 階段を登りきると、窓の向こうに桜色と空色のパノラマが広がっていた。 思わず息を飲み、歩みを止めた。たなびく雲は朝日を浴びて淡い桜色に染められ

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海の静けさと幸ある航海 前編

海の静けさと幸ある航海 前編

※ 本作は、may_citrusの「澪標」と「東雲の幻」、さくらゆきさんの「ただよふ」、 「新しい航海」に続く話です。

冬の日本海での別れから、約30年を経て結ばれた鈴木澪と海宝航のささやかな結婚式、お披楽喜後の会話をつづる短編(前中後編と続きます)になります。

 本作だけでも楽しんでいただけるように書きましたが、事前に以下の2作を読んでいただければ、より楽しめると思います。

登場人物

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海の静けさと幸ある航海 中編

海の静けさと幸ある航海 中編

登場人物
海宝(旧姓 鈴木) 澪(60): 主人公

海宝 航(71): 澪の夫 前妻(実咲)が亡くなった後、澪と再婚

志津 芳実(71): 航の同僚で大学時代からの親友 

竹内 翔真(60): 澪の会社同期 

吉井(旧姓 水沢) 彩子(60): 澪の会社同期  

吉井 透(73): 彩子の夫 

海宝 千洋(67): 航の弟

海宝 航平(46): 航の一人息子 

海宝 美生(

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海の静けさと幸ある航海 後編

海の静けさと幸ある航海 後編

登場人物
海宝(旧姓 鈴木) 澪(60): 主人公

海宝 航(71): 澪の夫 前妻(実咲)が亡くなった後、澪と再婚

志津 芳実(71): 航の同僚で大学時代からの親友 

竹内 翔真(60): 澪の会社同期 

吉井(旧姓 水沢) 彩子(60): 澪の会社同期  

吉井 透(73): 彩子の夫 

海宝 千洋(67): 航の弟

海宝 航平(46): 航の一人息子 

海宝 美生(4

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