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妙齢女性

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#日記

おばさんである私と見た目と中身

おばさんである私と見た目と中身



新しい靴を試し履きすると、ハッとすることがある。

ぽろっと脱いだ、それまで自分の履いていた靴が、すっごくボロい。足の形にボコボコと変形し、紐がまだらに黒ずんでいるヨレヨレの靴。

靴のボロさというよりも、自分が靴のこんなヨレヨレ具合に気がついてなかったことに驚く。そんなことがよくある。

こんな風に、見えてなかったヨレヨレが急に目の前に現れて驚くこと。家では全く気にならなかったのに、日差しの

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主婦/夫とお金とブロック

主婦/夫とお金とブロック

土曜日の夜に友人と出かけた。3年ぶりのクラブだ。テクノのイベントに行って朝まで遊んだ。

集合時間が11時というだけでワクワクと眠いが一緒にくる、そんなお年頃だ。普段ならとっくに寝ている時間。子どもは夫に任せてのお出かけ。

5年前だったと思うけど、「最近、クラブに行くことないよね」という会話から始まった夜遊びの復活。クラブが好きな人も限られているので、この友人達に会えたことは本当にラッキーだった

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美醜に関するコンプレックスは、今も全然消えないけど

美醜に関するコンプレックスは、今も全然消えないけど

美醜に関するコンプレックスは、40代になった今でも全然消えない。と最初に言っておく。

高校生の頃は美側の人間じゃなかったけど、自分のことに忙しすぎて男の子に選ばれたい!と思うことがあまりなかった。

モテたい!とか言ってたけど、それ以上に友達と遊んでいるのが楽しかった。共学なのに女子校のような生活をしていた。だから自分が可愛くない側の人間だとちゃんと自覚したのは、大学に入ってからだろう。

この

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自撮りと現実のギャップに震える

自撮りと現実のギャップに震える

ビューティー系のアプリが充実してきて、自撮りというか写真でいくらも盛れるようになりましたね。

その加工が、あまりにも自然に顔を明るくし、目をはっきりさせてくれるので、「いや、もともとそういう顔ですから」くらいの気持ちになったりします。

でも、それは現実ではなくて。その証拠に、何気ない瞬間にとられた、未加工の自分の姿。まじやばい。語彙力ゼロ。

半開きの口元、曲がった背中、くすんだ目もと。普段着

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自分で自分を大事にするということ

自分で自分を大事にするということ

子どもを見ていて思い知るのは、子どもには「自分が、誰よりも何よりも大事に扱われたい」という強い欲求があるということだ。

兄弟がいればその兄弟よりも自分の方をたくさん見てほしい。常に「今の見てた?」と聞いてくるあれ。自分に注目してほしいというあれ

ストレートにぶつけられるその思いを、受け取ったりかわしたり投げ返したりするのが小学生の親のメインの仕事のような気がする。

その時期を越えると、「親も

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年齢のこととか、あと60年あることとか。

年齢のこととか、あと60年あることとか。

クリスマスツリーを片付けた。もうすぐひな人形。五月人形はもっていない。

海外で生活していて思うのは、日本には年齢にまつわる行事・事柄が多いなあということ。

七五三・ 成人式・ 還暦・喜寿・米寿・先輩後輩・同級生・同期。 (一番大きな放送局の社員の人が、会社で「何年生」みたいな呼び方をしているとを聞いってワォと思った。「あいつは6年生(入社6年目)だから」とか。35年生までやんのかな・・)

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可愛がられなかったけど、大した問題ではなかった

可愛がられなかったけど、大した問題ではなかった

家族の面倒くささを存分に味わって家に帰ってきた。
七泊八日の里帰り。 子供が小さかった頃は2週間くらいは帰っていたから、これでもだいぶ短くなった。イタリアンが続いて胃が重い。

大学に行ったり仕事を始めたばかりの頃。自分より得をしてるように人ばかりが目に入った。有名人が何歳で何をしたみたいな本を読んで悶々としていたのも、多分この時期。 嫉妬ですよ、奥さん、嫉妬。

働き始めたら女子力とか気配りみた

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早起きは難しくない

早起きは難しくない

早起きは難しくない。早く寝ることが難しいのだ。

寝不足で早起きしたって辛いだけです。生活時間帯をずらすだけです。早く寝て早く起きる。

早起き番長の村上春樹さんも 早く寝てるから夜のコンサートが眠いなんてことも書かれてましたしね。

カフェインについては、コーヒーを結構何時でも飲んでいたのですが「もしや!?」と思って、昼食後は飲まないというのに変えました。今では付き合いで昼過ぎに飲むと、てきめん

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パラダイス銀河を遠く離れて

パラダイス銀河を遠く離れて

子どもがローラーブレードをしているのを見ていたら、どうしても自分がやりたくなって買ってしまった。本当は長袖のTシャツ二枚というのが、この冬の課題だったのにローラーブレードになってしまった。袖がだるだるの着物スリーブ化したTシャツにはもう少し働いてもらおう。

スポーツは見るより、する方が好きだ。子どもがやっているのを見るだけより、ちょっかい出しながら一緒にやりたい派だ。トランポリンを一緒にやったら

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バイリンガルは諦めた。これからはコミュ力でやっていこうと思います。

バイリンガルは諦めた。これからはコミュ力でやっていこうと思います。

ウチの子どもはイタリア語と日本語のバイリンガルだ。こうなるまでにははっきり言ってお金も時間もかかっている。日本に毎年帰って学校に行き、こっちでも日本語学校に毎週土曜。しまじろう先生には、もう何年も課金してる。天才ではない子どもがお金または時間をかけずして、バイリンガルになるなんてありえないんですよ。(この本を読んで膝を打ちまくった。)
(でも、漢字はあまり書けない。娘の作文のひらがな率の高さに涙目

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