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今更聞けない和楽器あるある

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お稽古場、叩くべき門はどこ?

「ピアノやバイオリン、ギターは想像つくけど、伝統芸能ってどこにいけば習えるの?」

実は最近私もポリネシアンミュージックにハマっていて、ポリネシアの打楽器を習ってみたくて探してるのですが、なかなか見つからず。伝統芸能を習ってみたいみなさんも同じような悩みを持たれてるのではと思い、今回はそんなテーマでまとめてみます。

稽古場の見つけ方例に漏れず、「津軽三味線 レッスン (お住まいの地区)」と検索す

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津軽三味線は「叩く」、和太鼓は「打つ」

津軽三味線は「叩く」、和太鼓は「打つ」

音を鳴らす言葉の表現ひとつで、楽器の持つ個性や魅力を最大限引き出せるかが大きく変わってくると思っています。

基本的にはどの楽器も「弾く」という言葉で、音を鳴らす表現は一括されてしまうのですが、実はもっと細分化してみると面白いのです。

ピアノは「弾く」

ギターは「掻き鳴らす」「吠える」

ベースは「弾く(でも仲良いベーシストは”しばいてる”笑)」

ドラムは「叩く」

サックスは「吹く」

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和楽器奏者が今更聞けない作曲の定義

和楽器奏者が今更聞けない作曲の定義

そういえば、作曲ってどこからどこまでが作曲なの〜?と実際わからないまま制作する人も少ないと思います。

和楽器のほとんどは「単旋律(コードのない、メロディのみ)」なので、この作曲の定義を間違って解釈してる人もかなりいるのではないでしょうか。

作曲の定義は、いわゆるポップスにおいては

作曲=メロディ&コードを作ること

に当たります。

えええ〜〜〜!じゃあ、今まで曲作るのに三味線でメロディだけ

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