藤野忍(ふじの)

ふじのしのぶです。小説が好き 高校受験失敗。4月からどうなっちゃうんだろう。 ふじのっ…

藤野忍(ふじの)

ふじのしのぶです。小説が好き 高校受験失敗。4月からどうなっちゃうんだろう。 ふじのって呼んでください 勉強垢?⇒serumaria0706

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  • 私の高校受験

    不合格だった高校受験についてまとめてます。結構病んでます。未来の高校受験生のために。

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    自作小説、悲しいメトロノームです。 いわゆる年の差百合

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【不合格体験記】高校受験で不合格だった話【偏差値36が偏差値67の県立高校に憧れ続けた2年間】

 こんばんは。  悲しいメトロノームも久しぶりに投稿できましたので、たまには自分のことも書こうかと。悲しいメトロノームの更新をお休みしていた理由は、受験勉強に専念するためでした。   まあ、その受験はタイトル通りダメだったのですけれどね。  もう合格発表から3週間。実はまだ受け入れられていませんが、心の整理をつけるために記事を書いてみることにします。 ※長いです 小学6年生 この時は意外にも勉強に対して意欲がありました。塾にも通っていましたし。  そしてなぜかこのころ、

    • 【不合格】併願だった私立高校にとりあえず通ってみた

       こんにちは、ふじのです!  GWも折り返しですね。皆様はどんなお休みをお過ごしでしょうか? お仕事、部活、塾の方はお疲れ様です。  私は早く学校行きたくてうずうずしています! 制服着たい!!  さて、皆様。私は三月にこんな記事を書きました。 結構たくさんの方に読んでもらえて、嬉しいです。そして同時に、多方面にご心配をおかけして申し訳ありません。というわけで今回は、私の高校生活の最初の一か月について書いていきます! 結論 ここが第一志望でよかったかもしれない  って

      • 【不合格】もう合格発表から一か月経つらしい

         こんにちは。  本日、3月27日。あの運命の日、2月28日からもう1か月が経とうとしています。1か月前の自分に何か言うとすれば、「希望を持つのはやめなさい」ですかね。発表直前まで、どこかで「絶対受かるよね」って思ってましたから。  あれから、中身のない日常を送ってきました。私にとって、すべての目標はK高校でした(詳しくはトップの不合格体験記参照)。挽回して大学受験で頑張るぞ! って単語帳を何回か開きましたが、「こんなことやっても、K高校に行くという願いは叶うことはない、

        • 悲しいメトロノーム 第6話

           こんなに広いお店、初めて見た。  田舎のスーパーで価値観がストップしている私にとって、そこは謎の組織のアジトかと錯覚しそうになった。 「豊洲ってこんなところなんですね……」  あれから私は紫苑さんにメイクを施され、綺麗な白いワンピースを着せられ、髪を巻かれた。魔法にかかったかのように心がわくわくする。 「うん。私は丸の内の方が好きだけどね。まああそこは千代田区だし」  ガラス張りの天井から差し込む夕焼けに圧巻しながら、長い長いエスカレーターに乗る。辺りを歩く人はお洒落な人ば

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          今週は『悲しいメトロノーム』更新お休みします。申し訳ありません。

          今週は『悲しいメトロノーム』更新お休みします。申し訳ありません。

          悲しいメトロノーム 第5話

           目覚めた時には、既に空は赤く染っていた。  一瞬朝焼けなのかとも思ったか、iPhoneの待受がそうでは無いことを残酷に知らせる。 「16時……」  紫苑さんは既にそこにはおらず、華やいだ匂いだけをそこに残していた。そういえば私は彼女の連絡先を知らない。後で聞いておこう。  リビングに出ると、紫苑さんがいた。 「おはよう」  春の陽だまりのような笑顔の彼女に、私は微笑み返す。でも私が笑っても梅雨の曇り空しか広がらない。 「おはようございます」  紫苑さんは立ち上がり、キッチン

          悲しいメトロノーム 第5話

          悲しいメトロノーム 第4話

           紫苑さんが眠りについた。か細い寝息がこちらに伝わる。  私は流石に申し訳なくなったので、彼女の腕枕から頭を外す。そして彼女の手を持ち上げて、腹の上に置く。彼女の寝息とともに上下する。ふくよかな胸の割には引き締まった腹部。  眠れないのでベッドから出て、大きな窓から外を見つめることにした。タワーマンションの乱立する港区。勝ち組たちの住まう場所。紫苑さんのような人々がたくさん住んでいて、彼ら彼女らが子供を作って、そしてその子供もまた勝ち組になる。  やっぱりこんな田舎者が来てい

          悲しいメトロノーム 第4話

          悲しいメトロノーム 第3話 

           紫苑さんがお風呂から上がった。  ほんのりと上気した肌は、かすかな赤みを帯びていた。かき上げられた髪はこの上なく美しく、すっぴんでも長い睫毛はしとやかにその瞳を覆う。  紫苑さんはその美しさにはどうやら自分では気づいてないらしい。  黒色のネグリジェに包まれた彼女の右手にはドライヤー。 「使いな? 髪の毛傷んじゃう」 「あ、ありがとうございます……」  乾かしてくれないんですね。とは言えない。言わない。  紫苑さんにこれ以上触れられたら、いよいよ私はおかしくなってしまう。

          悲しいメトロノーム 第3話 

          悲しいメトロノーム 第2話

           ヘビースモーカーの家に着いた。港区の2LDKのタワマン。駅からは徒歩7分なので、相当な好立地と言えるだろう。玄関にはシューズインクローゼットまで付いている。 「とりま、話そう?」  大きな窓のあるリビングに案内される。窓からはやはり東京の夜景と、黒々しい海が見えた。既に時刻は午前二時を回っている。  ヘビースモーカーは高そうな黒の鞄を床に置くと、キッチンに向かった。 「紅茶でいい? 今お風呂沸かしてるよ」 「お構いなく……あ、お手伝いします」  慌ててキッチンに来た私を見て

          悲しいメトロノーム 第2話

          眠れないまま夜が明けてしまった…… この頭の重さすら好き

          眠れないまま夜が明けてしまった…… この頭の重さすら好き

          悲しいメトロノーム 第1話

           首都高から見える東京の夜景は、どこか寂しげに見えた。隣県の郊外に住んでいた私にとってそこはまさしく都であったが、実際にこうして見てみるとこんなもんか、と落胆する。煌びやかな光からは、感情を感じることができない。  数少ない暖色の東京タワーでさえどこか冷たさを感じる。そう言えば、10年くらい前の地震のアニメであれが倒れていたっけ。今はあんなに、我こそが東京の象徴とでも言いたげに輝いて見えるのに。  私との対比のように思えてきて、闇に包まれた芝公園に目を落とす。すると運転席の名

          悲しいメトロノーム 第1話

          一年で一番好きな日

           皆さんこんばんは。  今日は、一年で一番好きな日でした。  というのも、今日は終業式だったんですね。終業式の日って、11時くらいで学校が終わるんですよ。そこからスキップしながら帰り、家で昼食を食べ、明日からの夏休みに想いを馳せる。  その開放感がとても好きで、私はこの日が好きなんです。  でも、その開放感を味わえるのもあと三回くらいと考えると泣きそう。  ああ、ずっと夏休みだったらいいのにな。  明日から楽しも。宿題もやろ。あと受験勉強。  2023年7月20

          一年で一番好きな日

          三十四度 晴れ

           みなさんこんにちは。三連休最終日ですが、いかがお過ごしでしょうか。  引き続き、熱中症には充分ご留意くださいますようお願い申し上げます。  私が今このnoteを打っているPC。右下に、天気と気温が表示されるようになっているのですが、今日はタイトルのような気温だそうで。  本当に暑いですよね。こんなに暑いと勉強する気力も湧かないので、今こうしてnoteを書いています。  さて、私実は今、イヤホンで「秒速五センチメートル」の「桜花抄」を聴いているんです。季節外れのこの曲

          今年一番の暑さだったかも

           みなさん、こんばんは。  初めましての方は初めまして。ツイッターからの方はいつもありがとうございます。  とある田舎町の、田んぼに囲まれた一軒家より発信しています……。  今日、関東の田舎であるここはとても暑かったです。今日は一歩しか外に出ておりません。  でも、東北の方では大雨で、大変な被害が出ていると聞いています。  私の親戚が東北に住んでいるということもあり、とても心配です。皆さまのご無事を心よりお祈りいたします。  今回が初めてのnoteということで、軽く自

          今年一番の暑さだったかも