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物語「星のシナリオ」

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人生の案内猫と出逢った少年の、星のシナリオを思い出す物語。 星読みをする中で得てきたこと、私自身が人生の探究で得た応え…人生は魂たちの壮大なあそび…それらをベースに書いた創作の物…
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#自分の人生

物語「星のシナリオ」 -5-

「じゃあ、よろしくね」 母さんにそう見送られてボクは家を出た。すぐ近くに住むおばあちゃん…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -6-

「ってことは、やっぱりあれは夢じゃないんだ!」 「にゃ〜」 「きみ達もあの猫みたいに星の…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -7-

「おばあちゃんは?おばあちゃん何でここにいるの?」 「こういう役も必要だろ」 「にゃ〜」…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -11-

〜運命のバトンを受けとる〜 おじいちゃんが生きていた頃に一度だけ入ったことがあったその部…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -12-

「金星星座は、あなたの魅力を教えてくれます。それぞれの星座は今回の人生で演じる、あなたの…

石澤信乃
1年前

物語「星のシナリオ」 -15-

「ハートで感じるんだ」 猫はその時、言葉じゃない何かでそのことを伝えてくれていたんだと思…

石澤信乃
1年前

物語「星のシナリオ」 -16-

「おばあちゃん!いる?ちょっとあの本が必要なんだ!」 「今日はまたずいぶんと慌ててるねえ」 シロを抱いて玄関に出てきたおばあちゃんは、笑顔でボクを迎えてくれた。 「何か楽しそうなことが始まりそうだねえ、シロ」 「にゃ〜」 「ちょっといい?おばあちゃん。あの本を読みたいんだ」 そう言いながらボクは、おじいちゃんの書斎へと駆け上がっていた。 そこに答えがあるって知っているわけじゃない。でもあの夜、マスターがボクにかけてくれた魔法の呪文が導いてくれている気がしたんだ。

物語「星のシナリオ」 -17-

この本はもともと、あの星の世界で描かれたもの。それを、この地上に降ろすのがおばあちゃんの…

石澤信乃
1年前

物語「星のシナリオ」 -18-

「水星星座は、あなたを外の世界へと繋げるツールです。それぞれの星座には、今回の人生で演じ…

石澤信乃
1年前

物語「星のシナリオ」 -19-

「わかったよ。こういうカラクリだったんだ」 母さんの独断で向かったイタリアンレストランで…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -20-

「自分の気持ちを正直に話して、相手に嫌な思いをさせてしまった。そう感じとれるような体験を…

石澤信乃
1年前

物語「星のシナリオ」 -21-

〜過去世との再会〜 「あー痛っ痛い、先生」 「大丈夫、この程度ならすぐ治るよ」 「しばら…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -22-

「大丈夫、この程度なら命に影響はないから」 「ありがとう。きみが気づいてくれて良かった。…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -29-

「ねえ見て。きれいな色でしょう」 ボクに気付いた母さんが近づいてきて、いつになく穏やかな口調で目の前の光景へと誘った。 天使たち… 幼稚園から小学低学年くらいの子ども達が、部屋いっぱいに広げた紙の上で…遊んでいた。てっきりボクは、机の上で絵を描いているワークショップを想像していたから、そこに広がる光景を見て少しびっくりした。 時折、それを見守っているお母さん達も一緒になって色で遊んでる。大きな笑いがわき起こる…そんな空間だった。 「母さんが絵の描き方を教えてるのかと