見出し画像

君の名は? 甲殻類図鑑 オルトマンワラエビ

エビ、カニ、ヤドカリ、甲殻類。独特のフォルム、色、模様が好きです。
縁あった甲殻類について情報を集めるnoteです。

オルトマンワラエビ

名称:

オルトマンワラエビ

学名: Chirostylus ortmanni
英名: Ortmann's spider-crab (spider = 蜘蛛 crab = カニ)
和名: オルトマン藁蝦

分類:

十脚(エビ)目 抱卵(エビ)亜目 異尾(ヤドカリ)下目 ガラテア(コシオリエビ)上科 ワラエビ科 ムギワラエビ属

図鑑によっては「ムギワラエビ」と称されているものもあるが、最近の研究の結果、深海性のものがムギワラエビで、本種とは別種であることが分かっている。

全長:

甲長1cm

概要:

形態:

1対のハサミ脚と3対の歩脚は管状で著しく長く、第4歩脚は小さく目立たない。分類的には異尾類に属し、ヤドカリやコシオリエビと同じ仲間。

歩脚とハサミ脚は赤褐色で、長節には淡黄色の斑点が並んでいて、腕節では縦帯になる。歩脚の長節先端には黒で囲まれた白色斑がある。甲羅には三角形に白帯が入る。

分布:

房総半島以南、鹿児島に分布する。

生息地は、サンゴ礁域、岩礁域の水深15m~70mまでのヤギ類、ウミカラマツ類、ウミトサカ類などの枝上に生息する。

下記のポイントで遭遇。
川奈・?(2014年7月)   
小笠原・嫁島・人指しインサイド(2014年9月)
房総半島・勝山・大黒ヒル(2016年6月)

生活:

利用:

・飼育

飼育はやや難しく、ショップへの入荷は多くないが、独特の姿から人気は高い。

観察記録:

20160618
岩の裏側にペアで。

 20140915

#図鑑

#最近の学び

#とは

#甲殻類

#オルトマンワラエビ

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?