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今日は2023年の復活祭 ~ハッピー・イースター!

 長かったレントの期間が終わり、今年もイースターがやってきました。十字架の死から、イエス・キリストが復活したことの喜びを分かち合う日です。

 洗礼を受けた当初は、復活をどう受けとめたらいいのか自分の中でぼんやりしていたので、クリスマスにくらべるとイースターの喜びを味わえてはいませんでした。
 それでもイエスさまが大好きでしたし、イエス・キリストの存在が現代まで語り継がれ、私が聖書に出会うことができたのは、やはり復活というインパクトがあったからこそだと思っていましたから、自分なりにイースターを大切にしていました。
 いま、洗礼を受けてから10年以上がたってみると、自分の中で復活をどのようにとらえるかという部分が、少しずつ深化してきたように感じます。

 聖土曜日の絶望の中から、人々の心に再び希望が生まれた日。
 どんな暗闇の中にも必ず光は射すのだと、信じる根拠が示された日。
 短い言葉で表すなら、そんな感じでしょうか。
 桜の花が散ったあと、みずみずしい若葉が萌え出てくる様子は、イースターのイメージにぴったりです。

 また、私のように臆病で疑り深い人のために、神さまが「1回だけだからね」と、とっておきの奇跡を見せてくださった、そんなふうにも思います。

 いずれにしても、私の場合はそのおかげで「いろいろなことがあるけれど、なんとかなるさ。自分で自分を見放さず、希望の光を信じていれば」という気分になれます。だから、信じることに救われているのです。

 それはそうと、今日のお昼に夫がちょこっと買い物に出ると、近所の教会の裏庭で子どもたちが「どこにもないよ~!」などと言いながらイースターエッグ探しをしていたそうです。簡単に見つかると子どもたちが楽しめないから、大人たちは知恵を絞って隠したのでしょう。微笑ましいですね。
 その話を聞いて、ほっこりしました。

 ハッピー・イースター!

◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから
sinoayakouriさんの作品を使わせていただきました。
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