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片柳神父の講演会「始まりのことば」に行ってきました。

 ツイッターでも人気の片柳弘史神父の講演会「始まりのことば」が、昨日、麹町の聖イグナチオ教会でありました。四ツ谷駅そばの上智大学に隣接した、カトリックの大きな教会です。

 参加無料、予約不要で、誰でも気軽に参加できるということで、私も行ってきました。ちなみに私はプロテスタントのクリスチャンです。

 片柳神父の文章は大好きで、ツイートやブログをいつも拝読しています。穏やかな文体から、静かにお話しされる方かなと勝手に想像していましたが、この日の神父様、とてもパワフルでびっくり(笑)。さすがはマザー・テレサのもと、異国の地で奉仕活動をされていた方だなあ、と感動しました。

 お話の内容も、ものすごく良かった! ノンクリスチャン(非信徒)にもわかるように聖書の話を、という前提なのですが、信仰の核心が語られていて、胸に響きました。

 特に、十字架の上でイエス様が言った「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか。」(マルコ15:34)について。この言葉で、人間の苦しみを味わい尽くすというイエス様の使命が完成したというお話には、心が震えました。プロテスタントの牧師からは異なる解釈を度々聞くのですが、私には片柳神父のこのお話が刺さります。

 陰府(よみ)にまで下り、世界の底の底から救いを体現してくださったイエス様。だからこそ、私のそばにもいてくださると信じられる。

 帰宅して夫に講演の内容を伝えたら、また首都圏で機会があれば、今度は夫婦で行きたいねという話になりました。ふだんは山口県のカトリック宇部教会にいらっしゃる神父様ですが、全国を飛び回っていて、10月には銀座の教文館でイベントがあるようですね。楽しみです。

 講演タイトルと同名の片柳神父の著書『始まりのことば-聖書と共に歩む日々366』は教文館から出ています。

片柳神父のツイッターはこちら。花や小鳥の写真がいっぱいで癒されます。


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