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IMAKIRIエッセイ ~いまどきのキリスト者の静かな日常

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IMAKIRI〈いまどきのキリスト者〉である私の暮らしをのんびり発信しています。日々の出来事や思うこと、猫との生活、料理やガーデニングなど。ときには聖書の話も。空はいつも美しく、… もっと読む
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2020年5月の記事一覧

青梅を漬けました。今年は家にあった上白糖で。10日ほどで梅シロップができる予定。氷や炭酸水で割って夏の暑い日に飲みます。〈蜂蜜を見つけたら欲しいだけ食べるがよい。しかし食べ過ぎて吐き出すことにならぬように。〉(箴言25:16 新共同訳)聖書の時代も甘味は人の楽しみだったのですね。

明日5月31日(日)はペンテコステ、キリスト教会の誕生日です ~世界でオンライン配信が充実

 クリスマス、イースターと並んで、キリスト教の三大祝日といわれるのがペンテコステ。聖霊降臨祭、五旬節などとも呼ばれます。イースターから50日目に行われるので、今年は明日5月31日の日曜日です。  クリスマスやイースターにくらべると、日本ではあまりメジャーではなく、私もクリスチャンになるまで知りませんでした。  そのあたりは、↓こちらの記事をご覧ください。  聖書のエピソードとしては、ざっくり言うと、イエスさまが復活してそののち昇天された後、ユダヤ教の五旬祭の日に使徒たちが

久しぶりにシュウマイをつくりました。夫のリクエストでレパートリーに加えたメニューです。形はふぞろいでも、手づくりするとやっぱりおいしい。〈太陽の下、人間にとって飲み食いし、楽しむ以上の幸福はない。〉(コヘレト8:15 新共同訳)。聖書にもこんな言葉があると思うと、ほっとしますね。

緊急事態宣言は解除されたけど、教会は、あせらずゆっくり

 カトリック東京大司教区のウェブサイトに、「緊急事態宣言解除後の教会活動について」というメッセージが発表されています。とても良い内容だと思いましたので、シェアさせていただきます。  新型コロナウイルスの感染状況は、いまだ流動的で、今後も流行の波がくることは専門家も予想しているとおり。  そのため、緊急事態宣言は解除されましたが、教会の活動については、「しばらくは、原則として現状を維持します」とされています。  そして、ご高齢や持病のある方たちに向けて、当初の段階ではどうか自

今週日曜、晴佐久神父と片柳神父のオンライン対談が配信。誰でも視聴OK ~とても楽しみです

 5月31日(日)のペンテコステに、カトリックの司祭である晴佐久昌英神父と、片柳弘史神父が、オンライン対談を行うそうです。  時間は15時~16時。  その日はもともと、上智大学のホームカミングデイのイベント「All Sophians' Festival(ASF)」の予定日でした。今年は新型コロナウイルスの影響で、リアルでの開催を中止し、オンライン配信という形をとることに。  そこで、プログラムのひとつとして、晴佐久神父と片柳神父の対談が実現したそうです。  対談のテーマは

繊細で、あやうい少年の物語。こんなに素敵な作品ならもっと早く読めばよかった! ~ヘッセ『車輪の下』

 ヘルマン・ヘッセは大好きだけれど、『車輪の下』は読んだことがなかった。内容について、勘違いしていたみたい。最近になって、少年時代を描いた自伝的な小説だと知り、読んでみたら、とても面白かった。  今回私が読んだのは、高橋健二訳のこちら↓。  主人公は、釣りや自然を愛する少年ハンス・ギーベンラート。小さな町に暮らしていたが、成績が優秀だったため、大人たちの期待を背負って神学校を目指し、州の試験を受けることに。  けれどもそのために、彼は少年時代に享受するはずだった喜びの多く

庭で夫が育てているトマトに実がつき始めました。まだ青いけれど、赤く熟したら収穫して、朝ごはんに食べるのが楽しみ。毎年、市販のものより香りや酸味が強くて野性味のあるトマトがとれます。今年はたくさん実がなるといいな。このほかゴーヤ、大葉、バジル、パセリ2種、葉ネギなどが育っています。

すごい寝かたです。〈すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。〉(Ⅱコリント12:9 聖書新共同訳)猫たちの牙やツメは小さくて、決して強い獣ではないですが、だからこそ人と暮らせて、幸せな時間をわかち合えるのでしょうね。

根岸森林公園にある馬の看板。〈その夜、わたしは見た。ひとりの人が赤毛の馬に乗って、谷底のミルトスの林に立っているではないか。その後ろには、赤毛の馬、栗毛の馬、白い馬がいた。〉(ゼカリヤ1:8 聖書新共同訳)この場面、絵本のように素敵です。ゼカリヤ書は内容にも希望があっていいなあ。

がんばりすぎないお昼ごはん*しらす丼

 しらすが安くなっていたので、お昼にしらす丼をつくりました。  つくったといっても、ごはんにのせるだけの超かんたんメニューです。  ワカメを混ぜこんだ玄米ごはんを器によそい、しらすをこんもり山型にのせます。適当に切った大葉とパセリを盛り、白ごまをふって出来上がり。  別の小皿で醤油にわさびを溶き、お好みでかけて食べます。  パセリと大葉は庭で育てているのを摘んできました。  器は愛用の、ロールストランドのHANNAのボウルです。  詳しくは↓こちらをご覧ください。  

対人関係でも、三つの密を避ける ~片柳神父の言葉に、本当にそうだなあと感じ入りました

 カトリック司祭の片柳弘史神父のブログに、素敵な言葉がありました。  新型コロナウイルスの感染拡大防止のために周知されている「三密(さんみつ)」にかけて、対人関係でも三つの密を避けましょうというもの。  私は、本当にそうだなあ、と、深く同意しました。  ブログの該当ページ「こころの道しるべ(9)三つの密」を、以下にシェアさせていただきます。 ↑このページの下部に、メッセージカードをJPEGでダウンロードできるリンク先も出ています。  ラベンダーの花の見出し画像の上に、メ

私の仕事机の上が好きな猫たち。別室で夫がおやつを用意するなど対策はしているのですが、サビの子はついにZoom会議に登場しました。〈思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。〉(Ⅰペトロ5:7 聖書新共同訳)これも良しとしよう。

スタンドアローンの“はぐれクリスチャン”が、励まされる言葉 ~「私たちひとりひとりが教会です 」

 新型コロナウイルスの影響で、いま国内の多くのキリスト教会は、毎週日曜、教会堂に集まる形での礼拝を自粛して、You TubeやZoomを使ってのオンライン礼拝をしています。  私はこのところ、横浜のインターナショナルチャーチ「横浜国際バプテスト教会(YIBC)」のオンライン礼拝を視聴させていただいています。 ↓YIBC公式サイトのオンライン礼拝のページはこちら。  本来は、私は日本の改革派の教会の教会員なので、YIBCのメンバーではありません。でも家が近いので、何度かリア

昔もいまも、絵本が大好き ~読んで空想にふけった、想像力をかきたてられる名作

 私は昔から絵本が大好き。これまでにも、お気に入りの絵本をnoteで紹介してきました。今回は、子どものころに読んで想像力をかきたてられた名作をピックアップしてみます。  まずは、『ももいろのきりん』(福音館書店)。  中川李枝子・作、中川宗弥・絵、1965年に刊行された作品です。いまでも手に入るロングセラー。  主人公の少女るるこは、お母さんから、部屋いっぱいになるくらいの桃色の紙をもらいます。その紙でるるこが作ったのは、大きなももいろのきりんでした。キリカと名付けられた