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【詩】カフェの詩~Twitterで書いた詩5選~
サクサクのクロワッサンをゆっくりと食べる。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) August 26, 2020
非日常のカフェがぼんやりした朝を作る。
通勤する人はせわしなく、一方向に歩いて進む姿をガラス越しに眺める。
冷めかけたコーヒー、一口含んで、ほっと。
棘のある日々から離れて、日常に色彩を作りたい。
永遠に抜けた日々を一人で過ごせたら。#詩
秋雨がガラスを打ち付けている。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) September 10, 2021
日が短くなったから
すでに街灯が目立ち始めている。
カフェの中は変わらず
大人しくざわついている。
Mac bookの画面は
何も変わらず
コーヒーだけが減っていた。
別に好きで大人やってるワケじゃないんだよ。
キーボードで打ち込んだ後、
deleteを連打した。#詩
朝日で青白い商店街のど真ん中、自転車をゆっくり漕いでいる。昨日の昼間の暑さに合わせて、半袖にしたけど、妙に凛とした寒さで、一枚くらい羽織っとけばよかったと後悔した。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) June 19, 2020
カフェに着き、7時オープンさせるためにオープンテラスの傘をいくつか広げ、鍵を開け、店内に入った。#詩 #140字小説
老舗の純喫茶にわざわざ行き、緑色のグラスを2つ並べて、少しご満悦。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) July 23, 2020
クリームソーダに思い出なんてないけど、なんで懐かしい感じになるんだろう。
と君は言った。珍しく説得力がある。
君はiPhoneで撮影し、インスタに上げてる雰囲気だったから、その間に長いスプーンでアイスをかき混ぜた。#詩
ご褒美のフラペチーノを一口飲んだ。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) August 2, 2021
窓から見える街は人と車でごった返えしていた。
午前中で用事はすべて終わり、
久々に何もない午後を迎えた。
店内は心地よいざわめきで
無限に集中できる気がした。
インスタを受け身で眺め続け、
無限にフラペチーノがあれば、
時空を超えられる気がした。#詩
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