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Istituto Marangoni Milan マスターコース留学記 〜学校編1・私生活編1〜

2023年9月より始まったIstituto Marangoni Milan(以降マランゴーニ)での留学における環境やカリキュラム内容、イタリアでの私生活などを書き記します。
同じくマランゴーニ入学を考える方、イタリア留学を視野に入れている方の参考になれば幸いです。
記事に関する質問や留学相談などあれば、メール、インスタ等で気軽にご相談ください。



【[学校編1] 入国、WELCOME DAY】

9月末、遂にイタリアへ入国。この時期は日本より5~10℃は涼しく、非常に快適で過ごしやすい。ミラノのマルペンサ航空に到着してすぐ、マランゴーニが留学生対象で手配しているタクシーに乗車し、契約していた賃貸へ向かう。
数日間住居付近やミラノの中心を散策したのち、WELCOME DAY(入学式)へ。


ミラノのドゥオーモ。現物はやはり圧倒的。
GIORGIO ARMANI。ヨーロッパならではの光景。ファッションの街にいることを気付かされる。
WELCOME DAY会場前の様子。
今年は歴史感じる美しいテアトロにて開催。
内容は学科長や教員たちの紹介説明、チューターによる直近のミラノコレクションの解説など。

世界的なコロナ禍の落ち着きもあってか、今年秋の新入学生の人数は1500人とかなり多い印象である。
その半分以上が留学生であり、ミラノという都市ならではの非常に国際的で多種多様なバックグラウンドが感じられる。

WELCOME DAY後の一週間はWELCOME WEEKとなっており、授業ではなく留学生に向けたオリエンテーションが開催される。
イタリアでの納税者番号(codice fiscale)や、イタリアに3ヶ月以上滞在する学生には必須の滞在許可証(permesso di soggiorno)の取得方法、その他卒業生や在学生によるトークイベントや施設説明などが行われる。

マランゴーニは別々になっている3つの校舎からなっているが、どの校舎もミラノ中心に位置しており駅も近く、非常に立地が良い。
校舎の建物の一階部分に多くのハイブランドの店舗が並び、徒歩圏内にはドゥオーモ(世界遺産であり世界最大級のゴシック建築である教会)、城、美術館などといった様々な歴史的遺産に囲まれた、これほどは無いと言えるほどデザインやアートを学ぶ学生にとっては最高に刺激的な立地である。


学校内施設の様子。フリーで使用できるスペースがとても広く、ミシンなどの整備も整っている。
校内には広い図書館があり、ファッション雑誌からビジネス本、写真集やデザイナーズの書籍まで幅広く取り揃えられている。気になるものがあれば1週間程度借りることも可能。この施設には今後お世話になりそうです。


以上、学校編第1弾でした。
10月からはいよいよ本格的な授業の開始となります。カリキュラムやクラスについてなど、また追記致します。
それでは!



【[私生活編1] 生活費について】

さて、授業カリキュラムの前に、参考程度に一度私生活について書こうと思います。
まずミラノの物価についてですが、日本の都市部とあまり変わりないと思っていただいて大丈夫です。ですが、やはりミラノの中でも住む場所、買い物などをする店舗によっても変わってくるので一概には言えませんが、それほど大きく変わることはありません。
ただ、その中でも家賃が一番日本との差が大きいかもしれません。
私はミラノの中心ドゥオーモ駅から地下鉄で約20分、駅から徒歩2分の立地で、プライベートルーム且つプライベートバスルーム付きのシェアアパートで日本円にして約10万円弱です。(この条件ではかなり安い方。)
大概の生徒は中心から地下鉄で10分以内に住んでいますが、中心に近いエリアはやはり非常に高い印象があります。
とにかくコストを抑えたいのであればまず他人とのシェアハウス、そして中心部から公共交通機関で数十分がマストになってきます。

続いて食料品などについてですが、基本野菜、果物は日本より安いです。
私が好んで食べているブドウ500g(一番安い品種ですが十分美味しい)で200円強ほど。飲料で言うと、やはりワイン750mlが200 〜400円で十分美味しいクオリティで飲めます。ビールも銘柄に拘らなければ500mlで100円程でかなりお得ですが、コーラなどのジュース類は日本より1.5倍くらいする印象です。
ただなんと言っても、パスタがめちゃめちゃ安いです。日本で買う値段の半額以下で倍の量買える時もありますし、何より種類が半端じゃなく多いので私のようなイタリアン好きの人はスーパーでの買い物がかなり楽しくなります。笑
ただやはり選ぶスーパーや立地などにも左右されますので、一体験談として受け取っていただけると幸いです。

外食についてですが、ミラノ中心付近でディナーをするとなると、まずパスタ1皿で2000円は超えます、、、ビール一杯も800〜1000円くらいするので、日本で外食する感覚のままでいるとあっという間に散財してしまいます。
おすすめはアペリティーボ(ディナーの前にカクテルとおつまみで乾杯する伝統)で、夕方以降になるとバーなどのテラスでアペリティーボをする人々で溢れかえります。乾杯のカクテルやビールなどの一杯と、取り放題のフードビュッフェ付きで1800円くらいで楽しめるのでおすすめです。(が、あまりビュッフェの味には期待しないほうが良いかもしれないです。笑) 私もまだまだ開拓中なので、美味しい店舗を発見次第こちらでも共有させていただきます!

以上、ミラノでの私生活編第1弾でした。
まだまだ私も到着したばかりなので、これからも気づきがあり次第追記いたします。
それでは!







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