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町を住みこなす─超高齢社会の居場所づくり【岩波書店】

大月敏雄 著
新書判/272頁/860円+税

人口減少社会における居住は,個人にも,地域にも,社会にも今や大問題.「一家族一住宅一敷地」という考え方はもはや古い.住宅に求めるものは,長い人生のステージに合わせて,さまざまに変遷していくことに注目.町の多様性をいかに担保していけるか.居場所づくりのユニークな事例を多数紹介し,これからの住まいのあり方を考える.

ニュータウンやベッドタウン,郊外住宅地,団地など戦後開発されてきた住宅地は,現在少子高齢化問題,人口減少問題,空き家空き地問題など抱えているとして,本書ではそれらの課題を解いていく手がかりに町の多様性を掲げる.
時間,家族,引っ越し,居場所という4つの切り口から,今後取るべき方策の方向性を模索する.
町において人口・世帯構成,地域,機能や用途などが単一ではなく,時間を重ねて変化する人びとの多様なニーズを受けとめながら成長できれば,町は「生活の薬箱」とも言える環境になり得ると説く.(fuu)


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コメント (1)
待ちというのを固定観念として捉えるのではなく、むしろ変化の過渡期として捉えることでより柔軟/可能性のある捉え方ができる。
 そうやって見ると、例えていうならばデザイナーが必要だと思いますし、アートディレクターが必要だし、キュレーターもいるかもしれないし、土木関係建築業とタイアップする福祉コーディネート的な人もいるかもしれない。
福祉×行政×建築×アートみたいな総合的街づくりの中で、バリアのない、むしろユニバーサルでアクセスビリティの高い街並みが、そして美意識的に完成されていくことが必要な気がしました。

長々と失礼しました。
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