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【お題拝借】コミュニケーションの重要性(40歳・会社員)

岡山市にお住まいの40歳の女性会社員Aさんから頂いたお題を紹介します。

岡山市の岡山駅近くの居酒屋「大将」でお題拝借
地元の方の一押し店。瀬戸内の魚を堪能。


刺身も最高に美味しかったです。

キャリアコンサルタントの勉強を始めてから、改めてコミュニケーションの重要性を痛感しています。

(40歳・会社員Aさん)

そこで今回は、Aさんから頂いたお題「コミュニケーションの重要性」を拝借して、「コミュニケーションの重要性」を「未来を輝かせるツール」に変えたいと思います。

【私ならこう考える】

“コミュニケーション”の語源は、
「共有する」という意味のラテン語communisです。
この語源が示すようにコミュニケーションは、
「互いの知覚や感情や思考を共有する」という意味を含んだ言葉です。
 
では活用編です、
「職場内のコミュニケーションが悪い」とはどんな状態か?
答えは
「職場の中で、互いの知覚や感情や思考が共有できていない状態」です
 
「家庭内のコミュニケーションが悪い」とはどんな状態か?
答えは
「家族の間で、互いの知覚や感情や思考が共有できていない状態」です。
 
「コミュニケーション・スキル」とはどんなスキルか?
答えは
「人と人の間で、互いの知覚や感情や思考の共有を促進するスキル」です。

コミュニケーション・スキルの本質

世相を反映してなのか、いま巷(ちまた)では、
コミュニケーション・スキルを身に付けるハウツー本研修が溢れています。
 
そうしたハウツー本や研修を否定しませんが、
私からはコミュニケーションの本質を踏まえたスキルをお伝えします。
 
私はコミュニケーション・スキルの本質は、
相手に気持ちよく喋らせること」だと考えています。
 
どうしてか? 
「相手に気持ちよく喋ってもらいさえすれば、
あら不思議、いつの間にかお互いの知覚や感情や思考の共有が達成されている」からです。
 
プロセスはこんな感じです。
まず相槌・復唱しながら相手に気持ちよく喋ってもらう
適宜共感または感想を伝える
一番のポイントに焦点を当てて持ち上げる
①②③を通じて相手の心がフルに開いたところで、こちらの話も伝える
コミュニケーションの達成

「明石家さんま」に学ぶ

芸人の「明石家さんま
彼は一見“自分の話したいことを一方的に話している人”のように見えますが、
実は、相手に喋らせて、相手を乗せて、番組を盛り上げています。
先日私がたまたま観たテレビ番組で彼は、
タレントさん相手に次のトーク(実はコミュニケーションの前半プロセス)を繰り広げていました。
 
「寝ようとした時ベッドの横に立っている“おばけ”を見た」というゲスト(女性タレント)の話を聞いた「さんま」は、

さんま相槌・復唱する「へぇ~。 そうかぁ~、オマエ“おばけ”見たんかぁ~」
・ゲスト:“おばけ”を見た時の状況を気分よく話し出す。

さんま共感または感想を伝える「それほんまかぁ~。オマエあほちゃうかぁ~」
・ゲスト:必死に言い訳を話し出す。

さんま持ち上げる「そんで、オマエ、その時、1人だったんか?」「そりゃあ大したもんや」

「さんま」は最後に一番のポイントに焦点を当てて、ゲストの女性タレントをヒーロー・スポットに立たせました。

まず相手から

まず相手に気持ちよく喋ってもらう、
すると 相手もこちらの話を聞こうとしてくれます。
気が付くとその場が、互いの知覚や感情や思考を共有できる場になっています。
 「まず相手から」 
アナタも試してみませんか?
 
アナタの輝く未来のために!


 


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