ライター真貝聡

ライター兼インタビュアー。 雑誌やWEBの他、MOROHA『其ノ灯、暮ラシ』、BiSH…

ライター真貝聡

ライター兼インタビュアー。 雑誌やWEBの他、MOROHA『其ノ灯、暮ラシ』、BiSH『SHAPE OF LOVE』の映画にインタビュアーとして参加。 その他、TENSAIBANDⅡのネットラジオ『水曜モニカ』に作家として参加してます。 shinkai369@gmail.com

マガジン

  • teto「結んで開いて」ツアー ライブレポート

    ライターの真貝聡がteto『結んで開いて』ツアーのライブレポート&撮影した写真を公開します。

  • MOROHA ライブレポート

最近の記事

MOROHAを訪ねて沖縄へ向かった男の末路・後編

【第3章 MOROHA、宮地さんと合流】 飛行機に乗って、およそ3時間30分。那覇空港に到着した頃は、22時40分を回っており外は真っ暗でした。宮地さんに「今、到着しました」とラインを送ると、美栄橋駅にあるステーキ屋のURLと「みんなもいるよ」という返信がありました。 僕は急いでゆいレール(沖縄のモノレール)に乗り込み、指定されたステーキ屋へ向かいました。宮地さんももちろんですが、アフロさんとUKさんには第一声はなんと言おうか、そんなことを考えながらハラハラしていました。

    • MOROHAを訪ねて沖縄へ向かった男の末路・前編

      【序章】 MOROHAが沖縄でワンマンライブを行う前日、僕はマネージャー・Yさんに連絡をしました。「明日(10月31日)の沖縄でのワンマンにお邪魔させていただくことは可能でしょうか」「ぜひ!あす沖縄はわたしいませんが、何卒宜しくお願いいたします」と快く了承をもらいました。そもそも、なぜ沖縄へ行こうと思ったのかといえば、11月8日にZepp DiverCityで行われるツアーファイナルのレポートを書くのに、当日だけのライブを観て記事を書くのは違うんじゃないか、と思ったからです

      • MOROHA 2019年5月29日 リリースイベント

        2019年5月29日。僕はMOROHA・アフロの連載企画『逢いたい、相対。』の対談原稿を書いていた。担当編集へ提出する前に原稿を何度も読み返していたのだが、いつも同じ箇所でマウスを動かす手が止まる。それはアフロが「客を盛り上げるためにサービス業としてライブをやる奴を信用しないし、キレイごとを並べてサービス業でペンを持つライターのことも信用してない」と話している箇所。あの言葉を発したとき、アフロは対談相手ではなく僕の方をギラッと見た。「てめえは心当たりねえのかよ」と言われた気が

        • (前編)11月7日 銀杏BOYZツアー2018『GOD SAVES THE わーるど』@Zepp DiverCity

          今日はどうなるんだろうか……僕は数分おきに、何度もスマホの電源を入れて時間を確認した。そう簡単に時が進まないことはわかっているけど、どうしたってソワソワしてしまう。“銀杏BOYZとtetoが2マンをする”これが落ち着いていられるか——。 2018年11月7日、銀杏BOYZのツアー『GOD SAVES THE わーるど』が初日を迎えた。このツアーは対バン形式で名古屋はBiSH、大阪は台風クラブ、そして東京はtetoが選ばれた。 18時30分、会場が真っ暗になる。すると吉田拓

        MOROHAを訪ねて沖縄へ向かった男の末路・後編

        マガジン

        • teto「結んで開いて」ツアー ライブレポート
          7本
        • MOROHA ライブレポート
          2本

        記事

          teto『結んで開いて』 10月16日@京都磔磔

          電話がかかってきた。 「真貝さん、10月16日にインタビューをお願いできませんか?」 「うわぁ……その日、京都におりまして」 すごく申し訳ない気持ちで、編集のMさんに伝えたら 「あぁ〜、じゃあ電話インタビューでも大丈夫です」 ——ということで、僕はせっかく京都へ来たのだが防音設備のしっかり整ったカラオケボックスで、1人パソコン作業をしながら電話インタビューをして、気づけば6時間もこもっている。そして時計の針は18時を指しており、tetoとザ50回転ズのライブに向かわなければい

          teto『結んで開いて』 10月16日@京都磔磔

          teto『結んで開いて』 10月14日@長崎Studio Do!

          <あのライブハウスは無くなった 僕らも会うことは無くなった>——teto「光るまち」 tetoと四星球の対バンを観るため、長崎県長崎市・新大工商店街を訪れた。“商店街”だというのに、ほとんどのお店が閉まっており、歩いてる人もいない。ぐるナビで調べても、気になる店はすべて閉店。「……こんなに、さびれたシャッター街は初めてだ」それが僕の素直な感想。しかも、Twitterを見たらライブを行うStudio Do!は来年3月で営業終了するという。もはや音楽も賑わっていないのか……。

          teto『結んで開いて』 10月14日@長崎Studio Do!

          teto『結んで開いて』 10月13日@熊本Django

          今日は熊本Djangoで”泣けるコミックバンド”四星球との対バンだった。 トップバッターの四星球は登場から手が込んでいた。まさやんがステージに現れて「今日のために色々と用意してきました!……ただ、そのせいで『ドラえもん』を観逃してしまって」そういうと、どこからともなく「僕、ドラえもんだよ〜」と声が聞こえてきて、ドラえもんの顔が描かれた看板をかぶり、全身青タイツ姿のU太が袖から登場。まさやんが「うわぁ!ドラえもんや!」と喜ぶと、「僕もドラえもんだよ〜!」と同じドラえもん仕様の

          teto『結んで開いて』 10月13日@熊本Django

          teto『結んで開いて』 10月11日@小倉WOW!

          岡山から新幹線に乗って1時間30分。今日は福岡の小倉駅にやってきた。昨日、岡山IMAGEでのライブ終わり、楽屋でMONO NO AWAREの加藤成順に「真貝さん、明日も観に来るんですか?」と聞かれて「オグラも行きますよ!」と答えたら、「コクラって読むらしいっす」と秒でつっこまれて恥ずかしい思いをした。今、僕はオグラではなく、コクラ(小倉)にいる。 この町は焼うどん発祥の地らしく、駅前にある「赤ちゃん食堂」という、年季の入ったお店に入った。「確かに、ここの焼きうどんは魚粉らし

          teto『結んで開いて』 10月11日@小倉WOW!

          teto『結んで開いて』 10月10日@岡山IMAGE

          昨晩は20時までアイドルのインタビューをした後、東京駅へ移動して夜行バスに揺られること約11時間。ようやく岡山駅に到着した。何のために遠路はるばる来たのか、それはtetoの『結んで開いて』ツアーを見届けるためだ。ライブを行う岡山IMAGEは岡山駅から徒歩10分もかからないので、とりあえず時間はたっぷりあった。宿を探したり、仕事をしつつ夕方まで時間をつぶした。 とにかく僕が今回のツアーでやりたいことは2つ。1つ目はライブレポートを書くこと、2つ目は写真を撮って記録に残すこ

          teto『結んで開いて』 10月10日@岡山IMAGE

          teto『結んで開いて』 9月30日@千葉LOOK

          「何が台風じゃボケ! 何が台風じゃあボケが!」ライブは小池貞利(Vo,Gt) のそんな一言から始まった。 ――9月30日、この日は全国的に大型の台風に見舞われた。テレビ、ラジオ、SNSでも「台風24号が接近しているので、なるべく出歩かないようにして下さい」と何度も注意勧告がされていたし、JR東日本は20時から首都圏の全電車を対象に運転を取りやめる措置を発表。そんな状況の中、tetoの全国ツアー『結んで開いて』は千葉LOOKにて初日を迎えた。 果たしてライブは決行されるのか

          teto『結んで開いて』 9月30日@千葉LOOK