販売のスペシャリストを目指すなら・・・
買い物大好きです。
買い物のお手伝いをする販売のスペシャリストの育成にも情熱を持っています。
自己紹介をするとしたら、この2つは外せない要素です。
仲良しの友人たちから「まゆちゃんはバイヤーだね!」と言われているくらい、とくに好きな店では魔法のカード(1か月後には、ちゃんと現実に引き戻されるカード)でバンバン買い物をします。
旅行先での魔法の使いっぷりには、カルチャーショックを受ける方もいらっしゃいますが、この道長いことやっていますので、ご心配なく💕
そんなわけで、御取引先でショッピング体験をすることはもちろん。自主的に「売れている店」「ブランド」「ものすごく販促を仕掛けて、売ろうとしている事業」など、様子を視察しています。
事例が溢れるくらいあるので、研修をするとネタに困ることがないのですが、それに伴い”自分も接客やサービスのスペシャリストになりたい!”と質問やアドバイスを求めて下さる方も沢山いらっしゃいます。
「シンカするオトナの部活」という社会人の皆さんが自主的な学ぶ場@オンラインを開催したのも、そんな声があったからです。
その派生として、「シンカする店長による店長のための円居(まどい)」もこの春スタートしました。
販売のスペシャリストを目指すなら・・・
というお問い合わせには、何時間でもアドバイスをしたいのですが、最近の事例を1つが参考になればと記します。
世界的な某ジュエリーブランドでのこと
当日、該当ブランドで購入した装飾品を身に付けて来店
来店早々に、お迎えの挨拶もありショーケース先にある視線の先も配慮しながら、声かけなどもあり自然と販売スタッフの方との会話も進みます。
主に、こちらが背伸びして拝見していたトップデザイナーの商品のこだわりと魅力を中心に、興味に合わせたご紹介が続きます。
ものすごーく素敵ですし、魔法のカードのランクがアップしていたら、提示していたかも!?!?しれないくらい欲しい。でも早々購入はできないので、もう少しカジュアルな商品陳列に移動し、現実的に購入を検討できるものを数点試させてもらいました。
その際、私は該当ブランドの商品をトレーに乗せ、購入検討中の商品を代わりに手に取りミラーに合わせました。
普段、食品を扱っているスタッフの方々と研修でお会いしても「先生の○○(アクセサリーや服装)が■■■ですね」といった、こちらの服装や装飾品について、視点を持っているのですが。。。
なにもない。
ジュエリーに興味ないのか?
こちらの魔法のカードの限度額を透かして見た!?
あっ、手入れを怠っていて、ジュエリーのプロとして見苦しかった?
ご提案している商品を1点だけ身に付けることで完結する場合は、そのもの単体でお似合いになるか否かを一緒に検討することもあります。
シーンが異なる場合も、来店時とは異なる雰囲気であることや、印象を変えて行くための買い物もあるでしょう。
今回は、日常にマッチするジュエリーの買い物ですから、”今日の私”に通じるものである必要があります。
ニーズの確認
お客さまのニーズを把握できるようにコミュニケーションをとろう!と上級者になると学びます。
その前に、自社の取り扱い商品に関連することに興味を持つこと。
自社商品の知識を増やすのと同時に、その商品を使う・身に付ける・食べるシチュエーションを想像できるようにする必要があります。
品質の良さ、素晴らしいデザイナーを抱えている事、街中で見かける販売促進活動が魅力的であっても、最終的には店舗で確認してから購入する商材ならば、もう少し目の中に入っている情報を活用したいですね。
そして、軸を販売している商品ではなく、いったん”お客さま”にしてみることは、販売のスペシャリストに近づく1歩だと考えます。
次年度も接客サービスの向上に向け、各社の皆さまと一緒にシンカして参ります。
これからお会いする皆さま、よろしくお願いします。
買い物大好き 自主的バイヤーより