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エッセイ

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日々を生きていてふと思いついた戯言を書き留めています。珍しい蝶がいたら、ふと捕まえて標本にするみたいに。その時に捕まえないと、もう出会いない感情や、一生書けない心の動きがあるとし…
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#日記

良質な小説は街の雰囲気を活写するのが上手い

良質な小説や映画では、街の雰囲気をうまく捉えている、と評した映画評論家がいた。 仲野の街…

布団至上主義
2か月前
5

恋なんて上手くなるなよ。不器用に足掻けよ。

だいたいのことは上手くなると嬉しいけれど、恋が上手くなったとの豪語する人がいたらなんだか…

布団至上主義
3か月前
15

「つまらない服を着てるとつまらない人生になるわよ」

「つまらない服を着てるとつまらない人生になるわよ」 あるドラマで黒木瞳が、吐き捨てた台詞…

布団至上主義
3か月前
12

意外と男の子はセックスが好きではない

吾輩は猫である。 名前はまだない。 と、猫の視点で書き出したのは、夏目漱石である。猫の視…

布団至上主義
5か月前
13

人生がぱっとする人と、ぱっとしない人を分けるものは情報の質だ。

人生がぱっとする人と、ぱっとしない人を分けるものは情報の質だ。 大学時代に、大学院の教員…

布団至上主義
5か月前
13

頭が悪くならずに恋することなんてできない(過激派)

恋人と駅のホームでまたねって手を振った寂しさをひきづって、5分くらい「にゃーん」しかLINE…

布団至上主義
5か月前
3

頭のいい人は常に仮説を立てて生きている

『頭のいい人が話す前に考えていること』に出てきた、「頭のいい人は常に仮説を立てて考えている」という一節が印象的だった。 ある先輩を思い出した。 就職した後に30代の前半で起業した先輩だ。 *** 食事に招かれた渋谷ヒカリエ11階のレストランで5分話しただけで、彼の今まで会った中で指折りに優秀でチャーミングな性格の虜になっていた。 彼がアイドルかホストをやっていたら、きっと死ぬまで貢いでいたかもしれない。あぶなかった。 記憶を反芻してみると、彼の優秀さの息吹を感じるの

心の余白

バッファは大切だ。 バッファとは余白のことを表す。 ** 例えば、心の余白。 限界までキリ…

布団至上主義
6か月前
32

ミスをして終電で帰ったお風呂で「死にたい」と呟く

新卒で4月に入社したとき、「期待の新人」「23卒のホープ」と思われたかった。 1ミクロンも想…

布団至上主義
6か月前
12

どこまでいっても1人だから寂しいんだ

繁華街や居酒屋から吐き出された人を見ると、ふと「どこまでいっても寂しいんだよ、誰かと一緒…

布団至上主義
8か月前
12

進研ゼミ受験コースみたいに、幸せになる方法コースもやってくれよ。受講したいよ。

10代後半、全国3位を取って進学校に行った。中退してニートになった。 「幸せになるにはキャ…

布団至上主義
8か月前
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性欲について

性欲の輪郭を捕まえたくて言語化した文章です。 あるエッセイストは「わけが分からないまま生…

布団至上主義
9か月前
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「君の夢を見たよ。君と寝る夢だった」

「君の夢を見たよ。君と寝る夢だった」 そんなLINEの通知が描写される小説を読んだことがある…

布団至上主義
9か月前
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深夜に好きな人がDMを募集していたから、感情に任せて送ったラブレターという名の駄文。

深夜に好きな人がDMを募集していたから、感情に任せて送ったラブレターという名の駄文。 ------- こんばんは。 連絡失礼します。 ファンレターですので、お忙しければ読み捨ておき下さい。 高校と大学を1回ずつ中退して、2年間引きこもったあとに、社会人の皮をかぶって生きているものです。 就活の頃、経歴を突っ込まれたまま人格否定まで及んだ面接のあと死にたくなって、やる気がないまま寝転んで一日中TwitterとYouTubeを眺めたまま1週間が経ったのですが、そのとき死ん