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エッセイ

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日々を生きていてふと思いついた戯言を書き留めています。珍しい蝶がいたら、ふと捕まえて標本にするみたいに。その時に捕まえないと、もう出会いない感情や、一生書けない心の動きがあるとし… もっと読む
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記事一覧

良質な小説は街の雰囲気を活写するのが上手い

良質な小説や映画では、街の雰囲気をうまく捉えている、と評した映画評論家がいた。 仲野の街…

布団至上主義
1か月前
4

恋なんて上手くなるなよ。不器用に足掻けよ。

だいたいのことは上手くなると嬉しいけれど、恋が上手くなったとの豪語する人がいたらなんだか…

布団至上主義
2か月前
15

「つまらない服を着てるとつまらない人生になるわよ」

「つまらない服を着てるとつまらない人生になるわよ」 あるドラマで黒木瞳が、吐き捨てた台詞…

布団至上主義
2か月前
12

余裕を持ちたい

村山由佳や、花房観音のような濃密な性描写を描いた小説を読むと、蕩けるような触れ方や焦らす…

布団至上主義
2か月前
3

仕事とお金の遣い方についての価値感。

仕事とお金の遣い方についての価値感。 残念ながらこれは僕の話ではない。 大学時代にコンサル…

布団至上主義
2か月前
6

【日記】社会人1年目の読書の傾向

社会人になって1年間めの前半は、資格試験のテキストとビジネス書を読むことが多かった。少し…

布団至上主義
2か月前
7

「この人の感性を生活のワンシーンとして独占していきたいと思ったら」

付き合いたいと思う瞬間について、「この人の感性を生活のワンシーンとして独占していきたいと思ったら」と呟いた友人のことを、なんだこいつどちゃくそ好きなんだが!!!と思ったことがある。 その友人然り、素敵な言葉で、「そう!それが言いたかったの!!」と思うような、それを読むまで言語化できなかった気持ちを掬い取ってくれる人の感性に憧れる。 引きこもって本ばかり読んで現実逃避していた時に、特にすっごく心が震えた瞬間が何度かあって、僕がいま本を読む理由も、文字を書くこともかなりこの思

映画『ちょっと思い出しただけ』と葉の厚いハーブ

映画『ちょっと思い出しただけ』で、主人公が毎朝、部屋にある植物に霧吹きで水をあげるシーン…

布団至上主義
3か月前
2

意外と男の子はセックスが好きではない

吾輩は猫である。 名前はまだない。 と、猫の視点で書き出したのは、夏目漱石である。猫の視…

布団至上主義
4か月前
13

人生がぱっとする人と、ぱっとしない人を分けるものは情報の質だ。

人生がぱっとする人と、ぱっとしない人を分けるものは情報の質だ。 大学時代に、大学院の教員…

布団至上主義
4か月前
13

頭が悪くならずに恋することなんてできない(過激派)

恋人と駅のホームでまたねって手を振った寂しさをひきづって、5分くらい「にゃーん」しかLINE…

布団至上主義
4か月前
3

ビジネス書と学術書の違い。

主語が大きな話し方になってしまう。 ビジネス書と学者が書いた本は大きく構成が違う。 ビジ…

布団至上主義
4か月前
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頭のいい人は常に仮説を立てて生きている

『頭のいい人が話す前に考えていること』に出てきた、「頭のいい人は常に仮説を立てて考えてい…

布団至上主義
5か月前
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心の余白

バッファは大切だ。 バッファとは余白のことを表す。 ** 例えば、心の余白。 限界までキリキリと生きていると、 少し予想外のトラブルに襲われた時に最後の糸がぷつんと切れる。 そのまま恋人に八つ当たりしてしまって、万が一それがきっかけで疎遠になったらめちゃくちゃ後悔するだろう。 だからこそ、心に余白は大切だ。 ** ところで、心に余裕がない時って 普段しっかりしていて、根が真面目な人ほど 見知らぬ他人には気持ちを押さえ込むのが上手い。 間違ってもぶつかりおじさんみたい