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「書きたい想い」を後押しするプレイリスト

こんにちは。桜小路いをりです。

今回は、「書きたい」という気持ちを後押しする曲で、プレイリストを組んでいきます。

「物語、小説が書きたい」
「エッセイが書きたい」
「何でもいいから書きたい」

そんな想いを静かに後押ししてくれるような、私が「書きたい」というモチベーションを上げたいとき、「書くこと」に迷ったときに聴いている曲を中心にご紹介していきます。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

こはならむ「涙の融点」

「言葉を発信すること」が、どれだけ救いになるか。
「言葉」がどれだけ重く、難しく、それでいて美しいものなのか。
それを教えてくれた1曲。

感情を溢れさせて歌うこはならむさんの声に、背中を押してもらえます。

承認欲とか何とか
そりゃ全然ないわけないけど
世界中に届かなくたって

このフレーズを初めて聴いたとき、「こんなに私の心の隙間にハマる歌詞があるんだ」と驚いて、泣きそうなくらい嬉しかったことを覚えています。
これまでもこれからも、私にとってずっと大切なフレーズです。

こはならむさんの歌声を聴くと、「感情は表に出すこと」「感情を真っ直ぐ表現すること」の大切さに気付かされます。

花譜「それを世界と言うんだね」


君は述べる 過去を語る
誰かを描く 誰かを願う
ようやく気づいたんだ
それが世界になるんだね

ポプラ「キミノベル」の読者から寄せられた物語を、カンザキイオリさんが楽曲化し、花譜ちゃんが歌い上げた1曲。

こちらは、おもに「書くこと」の中でも創作活動をしている方に刺さる歌詞が多いです。

「書くこと」って、究極的に言うと「自分だけの世界を作り上げること」だと思います。物語だけでなく、エッセイや日記のような文章などでも。

どんな「世界」も唯一無二のかけがえのないもので、「ヒーロー」のように大勢の人の心を救うことはできなくても、そこにいる「君」を笑顔にすることならできる。その温かさを教えてくれます。

livetune feat.初音ミク「Tell Your World」

ボカロ界の名曲。初音ミクちゃんが歌うからこそ、この曲の美しさとメッセージ性が心に沁みます。

君に伝えたいことが
君に届けたいことが
たくさんの点は先になって
遠く彼方へと響く

歌詞の意味的には「音楽を作ること」についてのフレーズですが、「書くこと」にも通じる部分がたくさんあります。

伝えたい、届けたい。
書きたい、という気持ちは、やがてそこに繋がっていくのではないでしょうか。
その想いを温かく肯定してくれるフレーズが散りばめられていて、何度聴いても元気が出ます。

きっとこれからも、たくさんの人の心を救い続けるであろう1曲です。

(ちなみに、こちらのプロセカのMVも素敵なので、そちらでも聴いて、見ていただきたいです。歌詞に合わせた振付とエフェクトが、本当に綺麗。まさしく「電子の歌姫」にぴったりのMVのように思います。)

YOASOBI「群青」

何枚でも ほら何枚でも
自信がないから描いてきたんだよ
何回でも ほら何回でも
積み上げてきたことが武器になる

「絵」は画用紙に描くから、「何枚」と数えます。
「文章」も原稿用紙に書いていると思えば、「何枚」と数えても良いのではないでしょうか。

自分が紡いだ言葉に自信をもつ、って、本当に難しいことだと思います。
私自身、自分の文章を振り返っていると時々「こんな拙い文章だっけ……」と落胆することもしばしばです。

でも、「積み上げてきたこと」って、自分自身がどんなに否定したとしても、絶対に覆せないものだと思います。
だから、途中でお休みしたとしても、短かったとしても「書き続けること」は、本当に大切なことではないでしょうか。

転ぶたびに、落ち込むたびに、何度だって私の心を支えてくれたかけがえのない1曲です。

SixTONES「フィギュア」

私が「書くこと」に迷ったり、書けなくなりそうなときに聴いている曲。

正しくあればいい、
後悔のない生き方で進もう

正しくあること、後悔なく生きること。

この2つを大切にするためにできることは、私には、「書くこと」しかありませんでした。

それしかできない、というわけではないけれど、たぶん「書くこと」だけは、ずっとずっと辞められない気がします。

私の文章なんて、いくらでも「代替可能」なのかもしれないけれど。ほんの少しでも、ほんのひと欠片でも、「代替不可」な何かを咲かせられたらいいな、と思っています。

「あるがままで」と伸びやかに歌うこの曲は、きっとこれからもずっと、私の傍らにいてくれる大切な曲です。

まとめ

こうしてプレイリストを組んでみると、私にとって唯一無二の大切な楽曲が詰まったものになりました。

私の人生って、どこまでも「書くこと」に繋がっているんだなと改めて思います。

これからも、この曲たちをぎゅっと心に抱きしめて、「書くこと」を続けていきたいです。


今回お借りした見出し画像は、以前YOASOBIさんの「群青」の記事でも使わせていただいたガラスペンの写真です。青いインクの透明感が、なんとも綺麗。さりげなく「#熟成下書き」なので、思い入れのある「群青」の記事と同じ見出し画像を使わせていただきました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。