私の「自分らしさ」の先生は、サンリオキャラクターだった。
こんにちは。桜小路いをりです。
先日、こんな記事を見つけました。
まずは、シナモロールくん、20周年おめでとうございます!
その真っ白でふわふわでまるまるっとしたフォルムに、何度心を浄化してもらったか。
これからも応援しています。
さて、リンクを貼らせていただいた記事の題名にもある通り、シナモンって男の子ではあるけれど、「かわいい」も「カッコいい」も大好きなキャラクターなんです。
女の子のお友達に、耳にリボンを付けてもらったり、逆に、キリッとカッコいいお洋服を着ていることもあったり。
そのどちらも「シナモンらしい」姿で、そのどちらもすごく愛らしい。
実は「サンリオキャラクター」って、かわいいだけじゃなくて、すごく大切なことを教えてくれる存在だなと思います。
私は小さい頃から、サンリオが大好きでした。
マイメロちゃん、キティちゃん、ポチャッコ、ポムポムプリン、シナモン、キキララ、タキシードサム。
成長するたびに色んなキャラクターを通ってきて、持ち物にもよくサンリオキャラクターがいました。
でも、その「好き」を共有するお友達は、ほとんどいませんでした。
私の周りには、サンリオ好きな子がほとんどいなくて、どちらかと言えばディズニーやジブリが好きな子が多くて。
私もディズニーやジブリは好きだったので、話は合ったのですが、「サンリオが好き」と言うと、驚かれてばかりでした。
ちょっと大人びた好みの子も多くて、「持ってるものピンクばっかりだねー」なんて言われることもしばしば。
それの何が悪いと? と開き直れなかった私も、今思えば心が弱かったです。
だから、お花やレースやリボンで、存分に「かわいい」を表現していくマイメロちゃんが、私にとってはとても眩しい存在で。
どんなファッションも似合って、そのどれもを自分のカラーに染め上げていく、確固とした「らしさ」をもったキティちゃんは、とても素敵で。
「カッコいい」も「かわいい」も、どちらも楽しんで、いつも笑顔のシナモンくんが憧れで。
おませでカッコいいクロミちゃんだって、明確に自分を持っている姿がキラキラしていて。
サンリオキャラクターの「いいところ」って、誰もが自分らしさを持っていて、それを周りのキャラたちが誰一人として否定しないところだと思います。
優しくて、温かくて、かわいい世界。
それが「サンリオ」で、近くのサンリオギフトゲートに行けば、いつだって「かわいい」に囲まれることができる。
「こんなにピンクのかわいい小物、持てないな……」とか、「周りの反応が怖いから、かわいい物は持たないでいよう」なんて考えがどうでも良くなるほど、そこには沢山の「かわいい」が詰まっていて。
その「かわいい」は、各キャラクターたちが「自分らしさ」を追求していった結果のもので。
それを御守りにしていたから、私はいつしか、胸を張って「ピンク色が好き」と言えるようになった気がします。
「自分らしさ」って、転んで、起き上がって、転んだ跡を振り返って、その痛みを乗り越えて、という流れの繰り返しで出来上がっていくものなんじゃないかなと思います。
だから、あのとき感じた悔しさも、周りと違うと悩んだことも、無駄じゃない。
私の「自分らしさ」の一部として根付いている大切なものだと感じています。
「自分らしい」って、すごく難しいけれど、その時々の揺らぎまで大切に胸に抱えて、温めていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。