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音楽が好き。

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音楽についての記事をまとめました。 音楽との向き合い方から、出会った音楽のこと、プレイリストなどをご紹介していきます。 推しはYOASOBIとSixTONES。ボカロも好き。 新…
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2021年12月の記事一覧

YOASOBI/レコード大賞のステージについて語りたい

こんにちは。桜小路いをりです。 昨日、「輝く!日本レコード大賞」でのYOASOBIさんのステージを見させていただきました。 それがとっても素敵だったので、今回は備忘録として感想を綴っていきます。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 「もしも命が描けたら」 最初に披露された楽曲は、「もしも命が描けたら」。 ikuraさんは、植物の刺繍をあしらった大人っぽいワンピースの下に、優雅に翻るガウチョパンツ。豪華な髪飾りが照明で輝いていて、ikuraさんの可愛らしさに華を添え

Ayaseさん「夜撫でるメノウ」が描く、優しすぎる別れ

こんにちは。桜小路いをりです。 寒くなると、なんだか物悲しい気分になってしまいますが、そんな時は、つい切ない雰囲気の楽曲を聴きたくなります。 今回は、Ayaseさんの「夜撫でるメノウ」について、私の考えたことを綴っていきたいと思います。 以前、「Ayaseさんの歌詞には優しさが溢れている」という記事でもご紹介しましたが、「夜撫でるメノウ」では、優しすぎる別れが描かれています。 主人公は、「君」への想いを懸命に言葉にして伝えていました。でも、「君」はそれを正確に受け取っ

「2021年、いっぱい聴いたな」と思う曲

こんにちは。桜小路いをりです。 前回、「2021年、いっぱい聴いたなと思うアルバム」をご紹介しました。 今回は、「曲」について書いていこうと思います。 アルバムとは重複しないように書いていくつもりですので、併せて読んでいただけると嬉しいです。 Kanaria「KING」 2020年の後半からよく聴くようになって、今年の頭は、1日に1回は聴いていたと思います。異国情緒たっぷりの妖しげな曲調が、とてもカッコよくて好きです。 オリジナルはもちろんのこと、色んな歌い手さんの

「2021年、いっぱい聴いたな」と思うアルバム3選

こんにちは。桜小路いをりです。 今年は、私にとって、色々な音楽に触れた年でした。 こういう世界があるんだ、と視野が広がり、さらに音楽が好きになった年でもあるので、今回は、「今年いっぱい聴いたな」と思うアルバムを、備忘録として綴っていきたいと思います。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 YOASOBI「THE BOOK」今年の音楽は、これなくしては始まらない、というYOASOBIさんの「THE BOOK」。 今年の頭は、来る日も来る日も、こればかり聴いていた記憶があ

人柄を知ったからこそ、音楽が深くなる

こんにちは。桜小路いをりです。 今回は、色んなアーティストさんを知って、色んな音楽に触れるようになって、私が思ったことを綴っていきます。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 私は、音楽は「独立して存在できないもの」と考えています。 例えば絵であれば、製作者がそれを書いて、美術館や展示会で飾られたら、あとは作者自身がいなくても成り立ちます。 ですが、音楽は、必ず演奏する人や歌う人がいなければ成立しません。(ボーカロイドの場合は、「歌わせる人」となりますが。) 譜面と

ウォークマンが好き。

こんにちは。桜小路いをりです。 みなさんは、ウォークマンを持っていますか? 今はYouTubeやLINE MUSICなどを使って、スマホで気軽に音楽を聴くことができますが、私はここ3年くらい、ずっとウォークマンを愛用しています。 もちろん、MVや「歌ってみた動画」などはYouTubeで見ますが、音楽だけを聴きたい時には、ずっとウォークマンです。 外ではワイヤレスイヤホンで、家では専用のスピーカーで。 自分の好きな音楽が、ひとつにぎゅっと詰まっている感じが、私はすごく

幾田りらさん「ロマンスの約束」が可愛い

こんにちは。桜小路いをりです。 YOASOBIのボーカル、ikuraさんとしても活躍している、シンガーソングライターの幾田りらさん。 今回は、オリジナル曲「ロマンスの約束」の歌詞について、考察と、私が考えたことを綴っていきます。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 この曲の歌詞は、全部すごく可愛くて大好きなのですが、まずは最初の部分から。 この歌詞に出てくるカップルは、長く付き合っているような、お互いのことを分かり合っているような二人なのかな、と思っています。

YOASOBI「アンコール」のこと。

こんにちは。桜小路いをりです。 YOASOBIさんの1st EP「THE BOOK」を毎日のように聴くようになって、もうすぐ1年。 それぞれの楽曲について、自分の感想や考察が固まってきたので、のんびりですが、1曲ずつ考察などを書いていきたいと思います。 今回は、「アンコール」についてです。(原作小説のネタバレが含まれますので、ご注意ください。まだ読んでいない方は、ぜひ読んでから戻ってきていただけると嬉しいです。) 「アンコール」は、このEPで初音源化した楽曲です。 原

YOASOBI「ハルカ」のこと。

こんにちは。桜小路いをりです。 先日、YOASOBIさんの「THE BOOK」収録曲「アンコール」について書きました。 今回は第2弾として、「ハルカ」について、私が考えたことや考察を綴っていきます。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 「ハルカ」の原作小説は、鈴木おさむさんの「月王子」です。 主人公は、「月の王子さま」が描かれたマグカップ。 持ち主の女の子・遥の成長を傍で見守っています。 マグカップは、遥のために特別な何かができるわけではなく、魔法のような力を

私の音楽好き人生の「プロローグ〈序幕〉」

こんにちは。桜小路いをりです。 今回は、私が「人生で初めてお小遣いで買ったCD」について綴っていきます。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 私が初めて買ったCDは、中森明菜さんのファーストアルバム「プロローグ〈序幕〉」でした。 そもそも、私が音楽を好きになったきっかけは、80年代の邦楽でした。 私は平成生まれなのですが、両親の影響で昭和歌謡に馴染みがあり、母がカラオケで歌うのを聴いて、中森明菜さんを知りました。 その時、私が驚いたのは「これが『アイドル』なん

Ayaseさんの歌詞には優しさが溢れている

こんにちは。桜小路いをりです。 小説を音楽にするユニット、YOASOBI。 その楽曲を語るうえで欠かせないのが、歌詞です。 YOASOBIの楽曲は、全てコンポーザーのAyaseさんが作詞作曲を手がけており、その緻密さと繊細さ、精巧さには、毎回毎回「Ayaseさん、すごっ……」と唸っています。 今回は、そんなAyaseさんの書く歌詞について、YOASOBIの楽曲、またAyaseさんのソロの楽曲から考えたことを綴っていきます。 最後まで読んでいただければ嬉しいです。 ま

「こんな恋がしたい」プレイリスト

こんにちは。桜小路いをりです。 今回は、私の独断と偏見と好みで、「こんな恋がしたい」「こんな恋に憧れる」と思った曲を、ご紹介していきます。どうしても好きなアーティストさんに偏ってしまうのですが、あたたかい目で読んでいただけると嬉しいです。 1、幾田りら「ロマンスの約束」この曲は、歌詞の控えめな可愛らしさが大好きで、カラオケでもよく歌っています。 好きな歌詞がいっぱいあるので、また別に記事を出そうと思うのですが、今回はここの部分を少し紹介させてください。 二人の関係を列

この歌は何色か。

こんにちは。桜小路いをりです。 みなさんは、歌を聴いている時に、どんなことを考えますか? 私は、「この歌は何色か」ということをよく考えます。 もちろん、YOASOBIさんの「群青」や松田聖子さんの「赤いスイートピー」などのように、曲名だけで色が浮かぶ曲もありますが、「じゃあ具体的にどんな色だろう?」と思いを巡らせることが多いです。 なぜ、「色」を思い浮かべるようになったのか。私自身、これという正確なきっかけはないのですが、「色」に興味をもったのは小学6年生の頃でした。