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複業先生をやってみて感じたこと

皆さん、おはようございます!竹中(@ShinjiTakenaka)です。
先日、複業先生というシステムを活用し、高校生向けにキャリアについて話す機会がありました。この機会を通じて、改めて感じたこと、思うことを書き留めておきたいと思います。

1. そもそも複業先生とは何か?

皆さん、複業先生という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
LXデザインと呼ばれるEdTechベンチャーが、教師と学校をつなぐプラットフォームを提供しており、それを「複業先生」と呼びます。

このサービスの面白いところは、先生と言っても教員免許を必須とはしていない点にあります。
つまり、子供達への熱い思いがある人であればチャンスがあります。

2. 背景にあるのは?

日本経済再生本部による「未来投資会議」でも、教育についてはよく議論がされています。
令和2年7月17日に閣議決定した「成長戦略実行計画」においても次のような記載があります。こういった改革を推進するにあたっては、民間企業経験者の招聘など、効率的に進めていく必要があると思っています。

高等学校についても、文系・理系の類型に関わらない、高度かつ多様な科目内容のカリキュラム開発等を通じた人材育成等により、Society5.0 に対応した高等学校の教育改革を推進する。
(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/fu2020.pdf)

高等学校の先生は、学習指導要領に則った指導を中心とします。しかし、こういった教科書と実ビジネスがどう繋がっているのか?は誰しも抱く疑問ではないでしょうか。
まさに、そういった疑問を解消するためにもこの「複業先生」という仕組みは社会的意義が非常にあるように思います。

3. 私が複業先生をしている理由

自己紹介のnoteでも少し触れていますが、私自身は最初の民間企業への就職は当時の研究(統計学)の延長で考えていました。アクチュアリーという職について、就職活動の時に初めて知ったわけです。もちろん、そのタイミングで知っても遅くはないわけですが、もっと早いタイミングで「こんな仕事があるんだ!」って知ることができれば自分の可能性が広がると思いませんか?
ここに私が複業先生をしている理由があります。つまり、私はこの活動を通じて高校生達に、人生における選択肢を配りたい、そう思うわけです。

私のミッションは
あなたとの対話を通じて、不安/悩みを解消し笑顔に導く
です。複業先生を通じて、人生における漠然とした不安を解消し笑顔に導きたい、そんな風に思うわけです。

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4. 実際の授業のご紹介

それでは、実際に私が行った授業の一部をご紹介いたします。

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高校での学びと社会に出てからの実ビジネスにどういう関係があるか、やはり気になる人は多いですよね。
私は、中学と高校の数学教師の免許を持っているので、例えば
①因数分解の考え方とロジカルシンキングや問題解決手法の関係
②場合分けの考え方とプログラミングの関係
③微分積分の考え方とコロナの予測モデルの関係
などをご紹介しました。
このように、実ビジネスとの繋がりを理解することで、ぼんやりと学ぶ、ただ数式を覚えるというような自体からの脱却を図りたいわけです。

一方で、教科書での学びだけで良いのかというとそれだけでは不十分です。
世の中には多くのメディアが溢れているわけですが、フェイクニュースなどが分かりやすいですが、情報に翻弄されていると正しい事実を見失いがちです。だからこそ、国の動きなどの1次情報に触れる重要性をお話しました。

最後に、こういった授業は「受けて終わり」となりがちです。それを防ぐために、内省の重要性に加え、日付を決めるということをお話しました。

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5. 最後に

私はこれからも複業先生を継続していきたいと思っています。
高校生達がもっと自律的に学習を続けることができるように、キッカケを与える授業を提供していきたいと思っています。

もし、ご興味が持っていただけた学校の先生は、ぜひLXデザイン経由で授業のご相談をいただけますと幸いです!
今はコロナの影響もあり、直接現地に伺うことは難しいかもしれませんが、zoom等を使えば全国どこにでも飛んで行きたいと思います!

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最後まで読んでくださってありがとうございました!



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