見出し画像

トルストイ「戦争と平和」冒頭読後感想

トルストイ戦争と平和を読んで

トルストイの戦争と平和冒頭部を読んでどう感じたか感想を書いてみようと思う。まず確かなのはたくさんの登場人物が出てくると言うこと。冒頭に書かれているのは貴族の生活ということ。舞踏会か夕食会かよくわからないが、たくさんの来客がある中で、女主人がたくさんの来客を迎える。その中で、人々がいろんな話をしている。印象に残った話としては、誰々の結婚の話、戦争の話、ナポレオンの話、などだろうか。登場人物が多すぎて、誰がどの人か、正確に把握はしていないが、一度読んだことがあるので、ぼんやりと思い出してきたイメージである。
 おそらく時代的にはナポレオンがヨーロッパのほぼ全域を支配している状況。戦う相手はイギリスとロシアと言う状況である。その中で、タイトル通り戦争に行く貴族が何人か描かれている。当然この時代、ロシアには皇帝がいるので、その話も出てくる。皇帝への口利きを頼むなどリアルなあったであろう描写がある。どの段階かわからないが、ロシアとナポレオンのフランスの戦争が始まろうとしている。
 もう一つの主題は、結婚等の貴族同士の恋愛話である。いや、この時代に自由恋愛があったかは怪しいが、もちろん当人同士の感情はあったという意味で、人物描写心理描写で、当人の気持ちが書かれている。今読み進めているところで、ある女性が、いとこの男性に熱烈に思いを持っていると、かなり直接的に書かれている。記憶によると、この女性の思いは満たされないことになる。とにもかくにも、主人公の登場らしくなってきた。冒頭部分である。おそらく、ここから語られるのは、ナポレオン戦争を軸に、人々がどのように生きていくか、である。Kindleアンリミティッドの登録では、戦争と平和は何冊かに分かれていて2冊目ぐらいまでは無料で読める。そこから先はどうするかまだ決めていないが、おそらく図書館で読むことになるだろう。図書カードを作るか、もしくは図書館内で読むか、どちらかである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?