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TOO OLD TO DIE YOUNG

予想通り自分の周りだけででもざわざわ物議を醸してるレフンのドラマ。

一体何人の人が日本で観るんだろううかとも思う。
ストリーミングサービスで素晴らしい新しい才能が全く聴かれずにポツンと放置される状況に近いのだろうか。

その昔上京するずっと前、ニューウェイブやポストパンクを聞いて育って京都を中心にバンドをコソコソやっていた。その頃はどんなにマイナーなものでも東京にはある程度のパイがあって人口の絶対数から割り出された好きモノが集いミクロな経済を支えてるんだと思っていた。
しかし今やそのパイの単位は日本にはなく、アジア全体やモノによってはアメリカやヨーロッパにまで視野を広げなければ存在できるだけのマーケットを確保出来ないのではないかと考える。

肌の感覚なので断言は出来ないがここ10年ほどで日本にまで届かなくなった芸術性の高い映像作品、(いや芸術全般)は意外と多いのだろうと思う。
奇しくもインターネットによって縮まった距離とは反比例するように、日本は取り残されているのかも知れない。

PS
レフンのドラマ、一般的なドラマに慣れ親しんだ人がレビューで文句を言っていて興味深い。恐るべきは吹き替え版を観て文句言う人。この作品で吹き替えは結構ハードル高いかもな。。。
何にせよ、ツインピークス観ていた世代には浅はかな文句を並べ立てる人は居ないだろう。
TOO OLD TO DIE YOUNG

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