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【読書メモ】社会人の学びの指針となる一冊『調べる技術 書く技術』 #156

今日は佐藤優さんの著書
『調べる技術 書く技術』
をご紹介します。

佐藤さんは月に500冊もの本を読破し、
膨大な知識を基にアウトプットを行う
知的生産の達人です。

この本では誰でも教養を身につけ、
知的なアウトプットを最大限に高めるための
実践的な方法が紹介されています。

では、ポイントを3つに分けてご紹介します

1. 知的生産力の定義と重要性

佐藤氏は「知的生産」を

「人間固有の知的活動」

と定義します。

ゼロから1を生み出す能力、
1を100にする能力が重要だと
説いているのです。

これらは物質的な生産ではなく、
アイデアの生産に重点を置いています。

現代においていかに知識を活用し、
発展させるかが問われていることを示しています。

2. 効率的なインプット方法

知的生産の基礎はインプットから始まります。

佐藤氏は、新聞や教科書を通じて
基礎知識をアップデートすることが
重要であると述べています。

一方でインターネット上の情報には
注意が必要だと警鐘を鳴らします。


特にネットニュースの信頼性に疑問を呈し、
必要な情報を選別することが大切だとしています。

3. 手書きのノート術

佐藤氏の情報整理法はシンプルです。

すべての情報を1冊のノートに
手書きで記録するという方法です。


日々の出来事や読書の抜粋、
考えたことをノートに書き出すことで、
情報が頭の中で整理され、
知的な生産力が向上します。

手書きというアナログな方法が、
結果的に思考を深め、
より有効なアウトプットにつながるのです。

まとめ

『調べる技術 書く技術』は、
効率的なインプットとアウトプットを
行うための具体的な方法が詰まった一冊です。

知的生産力を高めたい人や、
情報をうまく活用したいと
考えている方にとって必読の本です。

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