佐久真一

河合電器製作所の代表。人間の能力はそれぞれだが、可能性はいっぱい。社会はそれを体感する場所。仕事はそれを知るツール。私にとっての組織はアート作品。人生、いろいろあって、全てがおもしろい。
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プロローグ

「もう、社長を降りる」 何度この言葉を嫁さんにつぶやいただろうか。 いつも、きまってこう返される。 「やめてどうするの?」 「そうだなぁ、コンビニでアルバイトでも…

#06. もってない能力は、いくらがんばったところで身につかない

対戦校とエールを交換し、部員全員がコートの後方にそろ って校歌を歌った。部員たちの前でプレーをしている仲間たちを心からうらやましく思ったが、私自身、団体戦に出る…

#05. そのイカ、ポン!

大学に進むのに1年、大学を卒業するのに1年、よけいな迷惑をかけながら、回り道をしながら、私は社会に出ていくことになる。 就職試験で「大学生のとき、何やっていたの?…

#04. 300点満点で5点だった……。

毎週やってくる実験とレポートで大変な日々だったのだが、ある週の木曜日、指定される風洞実験室にいくと、先週、私が提出した実験の内容だった……。ドキドキ、ドキドキ。…

#03. オレ、機械科に向いていないんじゃないか?

私の代になってやってきたことの詳細については後述するが、河合電器製作所は、ハンダゴテやアイロンの修理業から始まった。ちょうど世の中に電熱線というものが登場したと…

#02. 勝った!男の子だ!

1965年(昭和40年)、そこは愛知県。工場の中の小さな小さな家で、私は生まれ育った。 その昔にヒットした火曜サスペンス劇場で、テンテン、テンテンとドキドキするような…