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耐えるとき、忘れてはいけない”なんのため?”

こんにちは、守屋です。

人間には耐えなければいけない期間が存在します。あるプロサッカー選手は若くして国を背負う代表選手に選出され活躍しました。

しかし新天地へとプレーの場を移した後、待っていたのは戦術の不一致とコミュニケーションの問題でした。言語が異なるため、コミュニケーションが取れないことから、戦術への理解度も低く、監督は起用を避けました。

不運は重なり、練習中に半月板損傷で全治6か月。代表の招集されることは無くなり、世間からも忘れ去られてしまいました。

選手は自暴自棄になってしまい、トレーニング後にはアルコール、そして夜はクラブに遊ぶ毎日。サッカー選手として、挫折を経験するハメになりました。

それでも、小さな子どもがトレーニングを見学しており「頑張って!また代表で見ること、楽しみに待っているからな!」という声が奮い立たせてくれるきっかけとなり、自分自身と向き合うことができました。

誰にでも訪れる耐える時期、その耐えるは「なんのため?」

スポーツ選手に限らず、自分にスポットライトが浴びない時期があります。むしろその方が多いのかも知れません。

そんな中、嫌なことがあったから耐えることが出来ずに逃げ出してしまう。もしくは耐える意味が分からずに辞めてしまう。そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。

・会社のやり方と合わなかった
・クラブのビジョンと一致しなかった
・あるコミュニティの価値観と合わなかった

そんなとき耐えるのであれば「なんのため?」を一つの軸として考えることをお勧めします。

もし会社に残るために耐える理由が「お金」であれば、別のところでも十分にやれるはずです。なぜならお金はその会社じゃなくても貰えるものです。

しかし「〇〇でしか経験できない時間」などであった場合、耐える必要があるかも知れません。それは二度と戻ってこない、そこにしかない貴重なものであるからです。

会社に依存する必要はないかも知れませんが、自分が耐える時期に差し掛かった時「なんのために耐えるのか」を考えて、自分自身が本当に納得する理由なら、耐えたあとに必ずスポットライトが再度自分に向けれられるはずです。

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