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優🤍スピリチュアルティーチャー
2024年1月23日 09:06
3週に一度の通院は、いつも前日に祖母から「待ち合わせ、よろしくね」と電話が入るのに、この日は来なかった。明らかにおかしい。間違えて早く電話してくる日もあるくらい必ず電話がくるのに…私は、どうしても祖母の家に行かなくてはいけない気がして、病院に行く前に最寄り駅でなく家に行く事にした。着いてみると床に、大人用オムツとご飯の入ったお茶碗が落ちていた。そして祖母はほぼ裸で横たわっていた。「
2024年1月23日 08:28
コロナ禍で、トイレットペーパーが不足していた頃のお話しです。当時のパートナーに「おばあちゃんにトイレットペーパーを買ってあげて持って行きなよ。大きな荷物だからきっと大変だよ。」と言われて、少し面倒くさいような気持ちでしたが私は、それもそうだなと父方の祖母の家に行きました。祖母の家は、私の家からバスで行ける距離で、スーパーやコンビニが少なく助けてあげようという事になったのです。祖母は、元
2024年1月23日 08:52
通院はまずは3週に一度点滴を打つ事に決まった。栄養剤のようなものを打つだけだったが、すぐに血液内科に回され、祖母は輸血を受けるようになった。骨髄の癌だった。付き添いの私は何時間も待っていても平気だった。祖母はグッタリして点滴していた。好きそうな女性誌を渡しても、ほとんど読まなくなった。喜ぶかな?と思うことは何でもやった。足のマッサージを一番喜んでいたのをよく覚えている。それでも、終わるまで
2024年1月23日 12:04
「誤嚥性肺炎も落ち着いてきたのでしばらくは大丈夫でしょう。」入院した後の祖母は良くなったり悪くなったりして、3回心臓が止まっては動いて、私はそのたびにタクシーを飛ばして駆けつけたが、主治医からいよいよ、こう言われて、少しホッとしていた。京都から駆けつけてしばらく滞在していた父もホッとして新幹線で京都へ帰っていった。祖母は笑顔で私の手を握っていた。私の手以外は払いのけるのだが、みんな笑顔で納