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「嫌い」を意識する

付き合っている人と「嫌い」が合うことは大切だと考えています。「好き」は人によって千差万別であっていいし、トラブルの元にはあまりなりません。しかし「嫌い」が合わない場合はそれが対立の種になります。

友達や恋人、配偶者など近しい人との関係においては特に重要で「嫌い」なこと、許せないこと、看過できないことが合わないと関係は長続きしづらいです。

マナーの悪い喫煙者が許せない(歩きタバコは論外)、とか。
ギャンブルをすることは理解ができない、とか。
遅刻は原則ありえない、とか。

色々あると思いますが(人間、なくて七癖)、中身そのものよりもそれが相手と合っているかどうかが大切です。

「興味、関心が似ていて、趣味も一緒なんです」という「好き」方面の一致を強調される方もありますが、長く安定した関係を築くという観点からはそっちはあまり重要じゃないと考えています。

「好き」なことが違う人とは一緒にすごせますが、「嫌い」なことが違う人と一緒にすごし続けることは結構厳しい戦いになります。摩耗します。お互いの共通項を探すということ自体は関係構築ではとても大切なことなのですが、その時に「嫌い」に関する共通項を優先して意識するのが吉です。

恋人や結婚相手といった最も近しい関係性になる人間関係では「嫌い」によるスクリーニングは非常に重要だと思います。関係構築の初期で確認しておくことを強くおすすめします(そのためには自分自身の「嫌い」、こだわりを普段から認識しておく必要があることは言うまでもありません)。

夫婦円満の秘訣は案外「嫌い」の一致度合いによるのではないかと考えています。婚活の秘訣もそうなのかもしれません。

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